(Sapporo 2023) 工場見学を楽しむ。ロイズカカオ&チョコレートタウンとサッポロビール博物館

北海道には美味しいお菓子がたくさんあるので、ぜひ一度はなんとなく「白い恋人パーク」という響きが恥ずかしいから...というだけで、今回はロイズの工場「ロイズカカオ&チョコレートタウン」を訪問してみることにした。「ロイズタウン駅」という新駅は札幌から電車で30分くらい。そこから工場まではシャトルバスも出ているが、歩いても10分くらいだった。

まだプレオープンということだったが、チョコレートの製造過程とロイズの創業から発展までの流れを示した展示、そしてゲームでも工場が「体感」できるところが楽しかった。建物内には「映える」撮影スポットがたくさんあるので、記念写真もたくさん撮れることだろう。自社工場関連以外の展示で楽しめたのは、創業者が集めたらしい、世界のチョコレートのパッケージやポスター展示だ。ポスターの収集はまだわかるが、パッケージは実際に買ったチョコレートの包みを丁寧にあけて、それをパネルに入れて展示してあることに驚愕した。そもそもロイズが自社のカカオ農園を持っていることにも驚いたが、うまくいかなかった試みのことも紹介されており、本当に試行錯誤しながら経営していたということがよくわかった。

売店のソフトクリームやホットチョコレートは非常に美味しく、アウトレットの品物や、生チョコレートと合うお酒が購入できるのも良かった。売店では惣菜系の菓子パンを売っているので、ロビーで軽食を取ることもできる。少し遠いが行く価値があるね。


今回はじめてサッポロビール博物館へ行った。インバウンドのお客さんが大量にいてびっくりしたが、パネル表示が充実していて、ビール会社同士の関係性も学ぶことができ、勉強になった。(てっきりビール工場だと思っていたが、あくまでも博物館なんだな。だから、歴史の説明に重きが置かれていたのかもしれない)
ビールの試飲が激混みだったのだが、ガイド付きの「プレミアムツアー(有料)」に参加すれば、列に並ばずとも試飲ビールにありつくことができる。敷地内にはレストランもたくさんあるので、次回は食事とセットで来てみたい。