
福生といえば、アメリカンカルチャーに、音楽などの文化も豊かなエリアだとう印象があった。ブルーハーツのマーシーとか、忌野清志郎が住んでいたこともあったそうだし、大滝詠一は、自宅に「福生45スタジオ」を作り、レコーディングをしていたという。
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さまざまなミュージシャンに愛される音楽の街、それが福生なのだ。
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今回、適当にライブハウス冷やかして帰るか...と何気なく色々と検索をしていたら、思い出した。そうだそうだ、民謡クルセイダーズって福生出身のバンドだったじゃないか。コロナ中にクラファンまでしてドキュメンタリーも観たのにすっかり抜け落ちていた。
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でも、世界をまたにかけて活躍するあの忙しいグループが福生でライブやっているわけないか...と思って諦めていたら、見つけてしまった。民クルのボーカル、フレディ塚本さんの民謡ユニット「こでらんに〜」がライブするという情報を。こでらんに〜も、ポスターでフィーチャされている伊藤多喜雄もあまりよく知らないのだが、よくみると民クルメンバーも参加しているし、これは期待できるのではないか。というわけで、「The民謡ショウ2024」を観に老舗ライブハウス、チキンシャックにお邪魔した。ライブは大盛況で、行き当たりばったりの観覧だったのに大変満足度が高かった。



牛浜スリーシスターズの3人(うち1人がこでらんに〜のメンバーでもある)の高いテンションが、少しおとなしくマイペースなメンバーが多いこでらんに〜をうまく盛り上げてくれている。私が撮影した動画がびっくりするくらい中途半端なので、以下、類似映像のリンクをみながら振り返ってみたい。

ドンパン節で出演者の敬老の日にまつわる小噺?を楽しんだり...
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北海音頭もやっていたな。ドリフ思い出してしまう。
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牛浜スリーシスターズによる牛浜三中校歌と牛浜音頭、秋田音頭も良かった。民謡ショウのオープニングで、ラジオ体操もかませていたっけ。牛浜三中音頭の振り付けが、一度のレクチャーだけでそこそこ覚えられるような魔法の指導法により、グッと楽しめた。やるなぁシスターズ。
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秋山和久さんによるソロ津軽三味線を目の前で堪能。木曽節に会津磐梯山の演奏もあった。
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一部で牛浜スリーシスターズとこでらんにーを堪能したところで、二部は伊藤多喜雄さんと民クルの田中克海さんが登場。

伊藤さんの声と、エレキギターの組み合わせに度肝を抜かれる。津軽三味線の秋山氏が憧れ、共演したいと願っていた民謡歌手らしいのだが、この方は民謡の現代アレンジを昔から確立してきて異端児呼ばわりされてきた歌手だという。ロック調の「TAKIOのソーラン節(南中ソーラン節)」がヒット曲だという。今でも新しい取り組みだと感じるのだから、彼が新しい民謡を試し始めた80年代は、さぞ不思議がられたことだろう。「民謡民舞全国大会」において3年連続優勝するような実力派なのでその歌唱力とインパクト、エナジーと華やかさが凄まじい。「牛深ハイヤ節」が多喜雄ボイスで聴けたことも嬉しかったが、現代アレンジではない、多喜雄さんの「俵積み歌」が大好きになった。YouTubeに出ているアレンジとはまた異なる魅力をたくさん堪能できた。
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多喜雄さんの素朴なんだがちょっと毒もあるトークと、こでらんにーメンバーとの掛け合いも楽しいが、一番度肝を抜かれたのは、秋山氏の師匠だっという小山豊さんがフィーチャされたときだろうか。お父様と当時高校生だった息子さんは多喜雄さん紅白出演時に共演、その息子さんは今多喜雄さんのバンドでご活躍しているという豊氏が、多喜雄さんのリクエストでかつての弟子、秋山氏と掛け合いで連打4小節をやった時、その凄さに度肝を抜かれて鳥肌が立ち、一目惚れしてしまった。カッコ良すぎる。映像で見ると音量が綺麗に調節されてしまっているけれど、小山氏の迫力が半端なかった。
小山豊さんも飛び入りのスペシャルな夜でした!!
— ハルカミナミ (@haruok1980) September 15, 2024
ものすごい御縁が渦巻く回となりました。 pic.twitter.com/UdWcdwtMae
〆は思い出のソーラン節をみんなで。この日は満員すぎてろくに踊るスペースがなかったのだが、場の一体感は本当にすごかった。

近々、エチオピアのグループとコラボで何かプロジェクトが発表されるとか。道理で、メンバーの衣装の一部がカンガっぽかったんだね。楽しみにしています。
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ライブが終わり外にでると、なんとお店の前に焼きそばやさんが爆誕していた。よいなーこういうの。

本当に楽しいライブだったので、しばらくはこでらんにーと小山豊氏のライブ情報を追ってみようと思う。