半田信英とタータースタッターズ@Akasaka B-flat

こでらんに〜のライブで偶然知った津軽三味線奏者、小山流3代目の小山豊氏の動向を追いかけ始めて、偶然見つけた「半田信英とタータースタッターズ」。トロンボーンを趣味で嗜む者として、これは行かなきゃならんだろうとばかりに駆けつけた。B-flatに来たの、何年ぶりだろうか。記憶よりもはるかにおしゃれなジャズバーとなっていた。スペースも広いし、グランドピアノの存在感も良い。







正直MCはグダグタだったが、それも半田さんの魅力なのだろう。舞台最前列には、馴染みのファンっぽい方々がずらりと陣取っていた。ゆるい曲紹介からのガチ楽器演奏のギャップ萌えを狙っているのだろうかw。オリジナル曲が非常にカッコよかった。小山さんの実力で、津軽三味線そのものは全く違和感なく溶け込んでいるのが、音圧的にはちょっと弱く感じてしまったのが勿体なさすぎる。
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小山豊氏が編曲したという「弥三郎節」のタータースタッターズによるアレンジ版というのも印象に残っているが、嫁いびりの歌だという青森民謡「弥三郎節」の本家ソングがなかなかやばかった。ライブ中にちょっと検索して「おお、こんなにエグい歌があるんだ」と。いやぁ、人の卑しい根性って変わらないものなのだが、1808年という時代に、いびられまくって婚家と息子の弥三郎とに嫌気がさして、我慢せずに離婚をした嫁は、素晴らしいのではないか。

出典:つがる市のwebサイト

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ステージ上のメンバーがわちゃわちゃ絡む姿は微笑ましく、楽しいライブだった。なんだかライブ中の写真撮影などは遠慮していたが、最後に「記念撮影コーナー」みたいなものがあり、思わずメンバー写真を撮影...でもこれをどうしていいのかわからないので、こちらに掲載しておこうと思う。

小山流とうまくブレンドされた半田流のライブ、また行くぞ。