Django Amsterdam 2025に出演したJoscho Stephan Trioのライブは、ビートルズのあの名曲から!

"Django Amsterdam"は毎年、ジャンゴ・ラインハルトへの敬意を込めて開催されるライブイベントだ。会場はアムステルダムの名門ジャズクラブ「ビムハウスBimhuis」。いつもマヌーシュ・ジャズ界の素晴らしいミュージシャンたちのライブを惜しげなくネットで公開してくれるので、ついつい見入ってしまう。
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今年の第11回フェスティバルには、ドイツのヨシュコ・ステファン・トリオJoscho Stephan Trio、ベルギーのギタリスト、ファピー・ラフェルタンFapy Lafertin そしてヴァイオリニストのティム・クリフィウスTim Kliphuisなど、有名どころが多数出演した模様だ。

Joscho Stephanはお馴染み超絶技巧はもちろんなのだが、リズムギターのSven Jungbeck、ベースのVolker Kampとともにレベルの高い演奏で危なっかしさが一切ないところが好きだ。そもそも、Svenさんもソロを振られるとものすごいフレーズを叩き出してくるので驚く。また、ライブ運びのセンスも抜群で尊敬している。今回の冒頭は、いきなりBeatlesの"Can't buy me love"がマヌーシュ・ジャズのアレンジとなってきて、感動した。まあライブ中にもちょいちょい遊びで有名な世界中の曲をするっと入れてくるので、聞き逃すまいと脳は活発になるし、ついつい集中してしまう。ライブ中にお客様がこんなにたくさん笑ったり拍手したり反応してくるライブもそうそうないでしょう。あのLes Yeux Noirsも色々出てくるアレンジになっているので、ぜひ聴いてほしい。
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昨年は、YouTubeチャンネルで人気を集めた演奏を厳選して、その音源を「Playlist」というアルバムとしてリリースしたらしい。こちらも興味がある方は要チェックです。