ケチャを考案したバルター・シュピースに関するメモ

バリ島が先だったか、この芸能山城組のパフォーマンスが先だったか…ケチャってついつい魅入ってしまう。
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このケチャ、実はロシア生まれのドイツ人芸術家、バルター・シュピースWalter Spiesによる創作だということは知られているだろうか。なんでも、バリ文化を紹介する1931年公開のドイツ映画のために、悪霊追放の伝統儀礼をベースに作り上げたらしいのだ。
シュピースも「アガマ・ヒンズー」を信仰するようになり、1927年からウブドに暮らしていたそうな。

昔のバリの様子をいくつか動画で見つけた。

映画Baraka バラカ~地球と人類の詩 (1992)にも冒頭にジャワのケチャが出てくる。

インドネシアに魅せられた外国人に作られた芸術とはいえ魅力があるのは、芸術の本質が残っているからなのかなぁ…と思ったりするのだ。あー旅したい。

Adrien Moignard Trio & Guests、新作はマヌーシュ・ジャズの玉手箱

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Adrien Moignard(アドリアン・モワニャール)は、フランス生まれのマヌーシュ・ジャズ・ギタリスト…といっていいだろう。 ブルースギターから学び始めて、後からジャンゴ・ラインハルトの世界に魅了されたというので、マヌーシュ・ジャズの世界ではちょっとスタートが遅いのかもしれないが、その才能が認められてDreyfus Jazz からアルバムをリリースしたり、マヌーシュ・ジャズ界の有名ミュージシャンたちとの共演も多数あり、さまざまなマヌーシュ・ジャズのフェスにも出演している。彼の名前を広めた活動のひとつは、もしかしたらSelmar #607というグループかもしれない。

そのAdrien が、今年の夏にアルバムを出したようだ。トリオで活躍するのは、まさにSelmar #607でも一緒だった、Mathieu Chatelain(マチュー・シャトラン)と Jérémie Arranger (ジェレミ・アランジェ)の二人。とくにマチューは、
Ensemble Zaïtiというグループでも一緒だった、盟友だ。自分たちのトリオでも十分魅力的な作品を作りそうなものだが、このアルバムの特徴は、ゲストが豪華なことだろう。Cyrille Aimée (シリル・エイメー), Sanseverino (サンセヴェリーノ), Rocky Gresset (ロッキー・グリセット)…と、期待のメンバーだ。曲目はほぼマヌーシュ・ジャズスタンダードなのだが、こちらのティザーをみて、一気に興味が高まった。そのポイントを3つに絞るとこんな感じか。

ポイント1.ミッシェル・ルグランの名曲 "What Are You Doing the Rest of Your Life"が、ロッキー・グリセットを含むギターバラードで表現されている。ボーカル曲としても名高いこの曲を、ギターで演奏するのか! ゲストに歌手が参加しているのに…。

ポイント2. ジョビンの名曲、"Luiza"を、フランスはトゥールース出身のスペイン語系歌手、Paloma Pradal (パロマプラダル)が担当していること。私はこの曲を、ジョビンのボソボソっとした声でしか聴いたことがなかったので、あまりの印象の違いに驚いた。声に張りがあってなんとかっこよく美しいのだ! ちなみにアルバムでは"Django's Bolero"も歌っているようだ。

ポイント3.サンセヴェリーノが歌手として参加…は驚かないけれども、あの"Rythm Futur"に歌詞つけて、ものすごい早口で歌っていること。ただでさえすごいスピードで演奏されるこの曲に歌詞つけて歌うとは、なんという離れ業なのだ。

ティザーのおかげで一気に興味がわいてきたのだった。いい意味の裏切りがたくさんありそうな新作なんだろうな。

(WFH Long Stay) 知床五湖。足腰が丈夫なら「地上遊歩道」狙いで!

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知床五湖は必ず行った方がいい、と言われたので、ツアーで行ってみることにした。念のため一応ネットで事前予約してから行った。
知床五湖には以下のサイトにあるとおり、2種類のツアーがあるのだが、お勧めは「地上遊歩道」のツアーだ。とくにこの時期は、ヒグマが出るので必ずガイド付きでないといけないツアーだが、大変充実したツアーとなった。

参加者はいずれも、服装や靴が山登りに長けているような雰囲気なので圧倒されるけれども、私のような、年に一度くらいしかハイキングをしないくらいのスキルの持ち主でも問題ない。
www.goko.go.jp

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まずはヒグマの危険性についての基礎知識を得てから出発。ヒグマの気配に気を付けながら、ものすごい藪の中を歩くことになる。

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もし人生でもう一度この地上遊歩道ツアーに参加する機会があったら、以下のことに気を付けようと思う。
1.基本、食べ物の持ち込みは禁止だ。「小腹がすいたときのためにスナック菓子を…」などということは絶対にない。どうせ捨てるハメになるので、おいていった方がいい。
2.服装だが、長袖、長ズボンが基本だ。(え、みんな知っているって?)。私は登山用の七分丈ゴアテックスパンツにスパッツにスニーカーで参加をしたところ、スパッツとスニーカのすきまをやぶ蚊に刺されまくった。何なら、服の上からでも刺されていた。
ほんと、気を付けたほうがいい…
3.鈴をつけるのはNG。ツアーで歩く場合、鈴がうるさいとガイドさんがクマの気配を察知できないそうな。

ガイドツアーに参加してすごくよかったことは、一人で歩いていても気が付かないような動物の気配を知ることができたこと。ガイドさんは毎日あるいているので、動物たちがもたらした遊歩道のささいな変化に気が付いて教えてくれるのだ。

一番衝撃的だったのは、「ヒグマが山ぶどうをとろうとして、木に登った跡」か。
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クマの足跡もみた。
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エゾアカガエルとかクマゲラアカゲラ)?がつついた木の穴の跡とか。
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ミヤマクワガタ(だっけ、忘れました)

私がもし一人で散策したら、絶対に気が付かないだろう発見をガイドさんがたくさん教えてください、大満足だった。

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(WFH Long Stay) 最高の温泉体験@知床 熊の湯温泉

知床のウトロエリアから、羅臼に向かっていく途中に、素敵な温泉があった。地元の方の善意で維持されているような場所だ。
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あの湯気が出ているあたりが源泉だろうか。

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山の中に入っていくと、手前にあるのが女湯!

ちゃんと脱衣所も囲いもあるので安心だ。温泉はかなりの熱湯で、入るのに戸惑っていたところ、地元の方が入り方を教えてくださった。水が大量に出ている太いホースが地面にあるので、これを温泉に入れて適切な温度にしてから入るのがルールだそう。ただし、そのホースを入れっぱなしにしておくとぬるくなりすぎてしまうので、気を付けるように…とのことだった。
5人も入ればいっぱいになってしまうようなサイズだが、本当に素敵な温泉だった。さすがじゃらん、中の様子まで写真があるね。

www.jalan.net

(WFH Long Stay) 知床でヒグマにあうためのクルーズツアー

知床といえば、ヒグマ。地上で遭遇すると危険を伴う…というわけで、クルーズで観察するのが定番だ。今回の旅では、ヒグマと逢いたい!という希望があったので、クルーズの旅をしてみることにした。何でも「ルシャ湾」という場所がヒグマ出没地帯だそうで、ここを海側から眺めよう、というわけだ。フルコースで所要時間3時間半くらいの壮大なツアーとあいなった。
www.shiretoko-kankosen.com

同行の友が「小さい船のほうが小回りがきいて、岸にも近づきやすい」というのでこちらの船に乗ることにした。
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乙女の涙やカムイワッカの滝と呼ばれる場所を通過して、例の岸に来てみたが…


まさかのクマが出てこない! 船のスタッフも焦って、一生懸命探してくれたが…ここにきて、出現率95%のヒグマに出会えないとは、私たちはよほど何かを持っているの違いない。ただ、代わりにイルカや(名前を忘れたがなにか珍しい)鳥など見ることができたし、何よりも知床半島の先まで眺めることができて大満足だった。

もっと笑えることに、結局クルーズとはまったく関係ないところでヒグマの子供を見かけることになったのだった…。
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(WFH Long Stay) 地元産食材イタリアン、オステリアベーネ (Osteria Bene)@旭川

北海道旅行での食事というのは、どうしても魚介類に偏りがち。そして、どうしても野菜不足になりがちだ。そこである日、私たちはイタリアンを探し求めた。そして、こちらのお店に行きついた。雑居ビルの3F、入口がちょっとわかりにくいところだ。

tabelog.com

ランチは予約のみ受け付け、しかも予約は前日まで…ということで、思いつきで行ってもランチにはありつけず。ディナーは当日予約ですんなり入ることができた。白板には、北海道産のものを使ったメニューがぎっちり。北海道って食べ物に恵まれた土地なんだなぁとつくづく思う。

当日頼んだメニューの一部。野菜も新鮮で本当に美味しかった。
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唯一の残念だったポイントは、ワインがあまり充実していないこと。別にイタリアワインである必要はないし、安いワインでも、もう少し選択肢があるだろう…。あるいは地元北海道のワインでもおいてくれるとうれしいなぁと思った次第。というわけでワインは残念だったが、食べ物は美味しかったので、また来たいな。私も友人もたらふく食べて店をあとにしたのだった。

(WFH Long Stay) みそらーめんよし乃@旭川

ラーメンが好きなので、旅先では意地でもラーメンが食べたくなってしまう。
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なんとなく、北海道に来たらみそラーメンを食べねばならぬ…という気持ちがあったので、わざわざこちらのラーメンを食べに来た。1968年創業、「旭川を代表する味噌ラーメン」「味噌ラーメンが主力の店舗では現存する最古の老舗」などと言われたりもする、みそラーメンよし乃だ。東京に店舗がないこともポイントになりこちらに来た。(お台場のラーメン博物館か何かにお店があったようだが閉店したみたいだ)。

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昭和のラーメンという感じで、もやしもたっぷり入っており、食べ応え満点のラーメンであった。で、後で知るのだった。北海道のラーメンは、「札幌の味噌ラーメン・函館の塩ラーメン、旭川の醤油ラーメン」が定番…なんだ、味噌ラーメンは札幌の方が充実していたんじゃないか…。