2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧
ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く作者: マイク・モラスキー出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/02/27メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 29回この商品を含むブログ (10件) を見る もうちょっと体系的にジャズ喫茶を捉えているかなぁと期待したが、実…
「今さら2カ月前のライブについての話?」なーんていわないで。このblog、実は「うまくまとめられず、musicircusに載せなかった記事の、いわば保管庫」でもあるのだ。 なんでこの記事をタイムリーにmusicircusへ出さなかったのか、もはや記憶にない。が、タ…
ベルギービールという芸術 (光文社新書)作者: 田村功出版社/メーカー: 光文社発売日: 2002/09メディア: 新書購入: 3人 クリック: 18回この商品を含むブログ (19件) を見る ビールはあまり好きじゃないが、黒ビールとギネスとベルギービールは大好きだ。よく…
鎌倉は小町通りからちょっとはずれたところにあるカフェCAFÉ beeに行った。 カウンター席を選び、季節を感じるお庭を眺めながら、コーヒーとおいしいお菓子で一休み。読書でもしてのんびりできそうな、素敵なカフェだった。 ところで、この店には今の季節に…
T&Tとは、高井信成さんと、瀧口譲司さんを指す。そう、ジャズ界の重鎮ともいえるであろうこのお二人のナビゲートにより、毎月最終土曜日、神保町にあるジャズ喫茶JAZZ OLYMPUSにおいて「JAZZ AT THE JAZZ OLYMPUS!」というイベントが開催されている。◆日時:…
ニコラ・コンテ・ジャズ・コンボ Nicola Conte(g)/Nailah Porter(vo)/Flavio Boltro(tp) Gaetano Partipilo(sax,fl)/Pietro Lussu(p)/ Paolo Benedettini(b)/Andrea Nunzi(ds) 古い縁で誘いがあり、急遽このライブに行くことになった。ニコラ・コンテのプロ…
Giovanni Mirabassi Trio(ジョヴァンニ・ミラバッシ・トリオ)の前作"Out Of Track"は、日本先行発売だったのに、すでにEUでは発売されている新しいアルバム"LIVE AT THE BLUE NOTE TOKYO"はいつまでたっても情報はない。一体どーなってるの? CDショップに…
栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーの収穫祭に行ってきた。 COCO FARM&WINERY ココ・ファーム・ワイナリー 会場は、収穫が終わった葡萄畑の斜面。斜度38度だというから、けっこうな角度だが、ここはまさに、1950年代に特殊学級の中学生たちが開墾…
先日、興味本位でジャンゴ・ラインハルトの記念コインなんぞを買っちゃったばっかりに。 ジャンゴ・ラインハルト生誕記念銀貨を買ってみた - 空間Annex とうとう、ベルギー王立造幣局から、コレクター雑誌"MonnaieInfo"が送られてきてしまった。 だから、コ…
ジプシー 歴史・社会・文化 (平凡社新書)作者: 水谷驍出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/06/10メディア: 新書購入: 4人 クリック: 53回この商品を含むブログ (20件) を見る 今年に入ってから、フランスのサルコジ大統領が国内にいるジプシーをルーマニア…
ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオの、王子ホールのライブにいった。演奏曲目リストはこれ。 ストーケロさんは、ギターを始めたのが遅かった割に12歳で注目はされていた。しかし、ご両親がショービジネス界に子どものうちから浸ることを嫌って、あまり外で…
【送料無料】 Andrea Beneventano アンドレアベネベンターノ / Trinacria 輸入盤 【CD】ジャンル: CD・DVD・楽器 > CD > ジャズ > モダン > アーティスト名・Aショップ: HMV ローソンホットステーション R価格: 2,720円楽天で詳細を見る イタリア出身のAndrea…
新宿区主催の文化プログラムに行ってきた。 先生役は、和太鼓の兄弟ユニット「は・や・と」のメンバー。Webサイトがあまりお洒落でないのがちょっと残念なのだが(tsuriusaさんに助けてやってほしいくらい)、実物は爽やか3兄弟だ。腕の筋骨が隆々としていて…
今年は、とくにラテン・グラミー賞が気になっている。我がトニーニョ・オルタがノミネートされていたからだ。発表は11月11日だったはずだが、未だにトニーニョさんのツイッターが喜びの声にあふれていないところをみると、きっと受賞しなかったんだろうと予…
もうすぐ来日する(いやもう来てるか?)Stochelo Rosenberg(ストーケロ・ローゼンバーグ)とRomane(ロマーヌ)の、(たぶん)3枚目のアルバムがフランスで今日出るらしいのだが、タイトルがすごい。"Tribulations" って苦しみの中でも最上級な雰囲気(辛…
わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)作者: ロンブカトー,Lomb Kat´o,米原万里出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2000/03メディア: 文庫購入: 12人 クリック: 189回この商品を含むブログ (59件) を見る 大学で物理と化学を専攻、自国からほとんど出ずして5…
そろそろmusicircus今年の10本を決めなきゃな、なんて思いながら、たぶん有力候補曲になるであろうBeady Belle(ビーディー・ベル)のアルバム"Home"に入っている曲"Moderation"をきいている。この曲、好きなんです。 [ b e a d y b e l l e ]Beady Belleは…
うーん、名曲。でも、マヌーシュ・ジャズ好きにとってのBellevilleといえば、これだけではない。大人のアニメ「ベルヴィル・ランデブー"Les triplettes de belleville"」by シルヴァン・ショメ(Sylvain Chomet)監督。私は5年くらい前?に新宿の映画館で観た…
沖縄ナンクル読本 (講談社文庫)作者: 下川裕治,篠原章出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/07メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 旅行好きな私は、下川裕治さんといえば「12万円で世界を歩く」という本にハマった記憶があるのだが、その彼は…
日本経済新聞の文化面に、ジャンゴ・ラインハルト研究会の会長さんが執筆されているのを発見した。けっこう目立つ面に、ついつい広告換算したくなっちゃうくらい大きなスペースでマヌーシュ・ジャズのことが掲載されるなんて、なかなかないことだと思う。と…
Riversideレーベルを調べていて、この曲がビル・エヴァンスの曲だとはじめて知った。この曲好きで、すごく聴いている。一番はじめにだれのバージョンをきいたのかな、と考える。たぶん、Philologyというレーベルから13歳でデビューしたアルトプレイヤーFranc…
"BD Jazz"という、一人のミュージシャンを取り上げ、その人に関する16ページのマンガブックレットとCD2枚がセットになっているシリーズがある。フランスのレーベルがやっているもので、今シリーズ51まで出ている。数多いるジャズミュージシャンのなか、Djang…
世界で初めてリバーサイドレーベルのカタログ「Riverside Jazz Records」をまとめ上げた古庄紳二郎さんと瀧口譲司さんナビゲートによる表題のイベントに行ってきた。 [参考]403 Forbidden Riversideといえば、昔ある方に勧められたBill Evansの"Waltz for …
少女時代(SNSD)のYouTubeで、"My Lips..Warm like Coffee."という曲を知った。タイトルからして素敵な発想だが、メロディもとてもいい曲ではないか。調べてみたら、元歌はS#arpという、2002年10月に解散した男女混合ダンスグループが歌っていたものらしく、S…
今、なんとなく会社じゃ英語ブームである。もともと外国語の勉強が好きなことと、人に仏語を教える機会がちょっとあることから、外国語の学び方についての本を読むうちに、この歌を思い出した。ユーロビジョンEUROVISIONというEU加盟国で行われているコンテ…
2001年に設立された、現代アートばかりを展示した美術館。 http://www.mocataipei.org.tw/ なんとなく東京駅を彷彿とさせる、クラシックな建物にみえるのに、中は完全に現代アートだ。たまたまShy Gongという人の個展"台客幻想曲(Taike Fantasia)"をやってい…
もうひとつジャンゴ・ラインハルト関連のドキュメンタリー情報を見つけた。11月4日、21時半より、France 5で放映される、Christian Cascio(クリスチャン・キャシオ)監督作品"Trois doigts de Génie"だ。出演者は、血縁のDavid Reinhardt、Babik Reinhardt…