世界で初めてリバーサイドレーベルのカタログ「Riverside Jazz Records」をまとめ上げた古庄紳二郎さんと瀧口譲司さんナビゲートによる表題のイベントに行ってきた。
[参考]403 Forbidden
Riversideといえば、昔ある方に勧められたBill Evansの"Waltz for Debby"にハマってから、その周辺をちょっときいたくらいで、ほとんど何もわかっていない私。
でも、知識の宝庫であるお二人の案内人から、いろいろなエピソードを聴けたり、新しい音源にであるのが純粋に楽しい。
昨日は、RIVERSIDEの傍系レーベルということで、
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- RIVERSIDE WONDERLAND
- RIVERSIDE FORTISSIMO
- Jazzland
- Judson
- Offbeat
- Battle
- Washington
が紹介されていた。
前々から興味があった、"A child's Introduction to Jazz(RIP1435)"がちょっと聴けたのはうれしかった。RIVERSIDEの音源からよい演奏をピックアップし、Cannonball Adderleyのナレーションで子供向けに解説する企画アルバムである。
日本では"child"という単語がぬけて、大人向けレコードというコンセプトになったらしい。ジャズは大人のもの、ということかしらね。
変わり種としては、Washingtonというレーベルの"Baroque Sonatas for Flute and Harpsichord"(WLP407)。完全にバロック音楽を収録。
印象的だったのは、このあたり。
Johnny Griffin/Wilbur Ware"The Chicago Cookers"(JLP-12)
Lars Werner/Bernt Rosengren "Bombastica!"(JLP 26)
Don Rendell New Jazz Quintet "Roarin'"(JLP51)
英国ジャズプレイヤーとしてPhil Seaman(Ds)やDon Rendell(ts)の話が出たときに、そのあたりに影響を受けたアーティストの中にCourtney Pineの名前が出てびっくりした。"Closer Home"というアルバムをかなり愛聴していたが、当時ジャズを聴いている意識があまりなかったなぁ。懐かしくなったけど、もはや手元にCDが残っていないのは残念。でも、こうして何かのきっかけに昔の曲に向き合えるのは嬉しい。
本イベントは、原則第一土曜日実施、14時スタート、チャージ1,500yenに1ドリンク付き。喫茶茶会記のサイトに情報が出るはずです。
http://gekkasha.modalbeats.com/?cid=42172