2024-01-01から1年間の記事一覧
こでらんに〜のライブで偶然知った津軽三味線奏者、小山流3代目の小山豊氏の動向を追いかけ始めて、偶然見つけた「半田信英とタータースタッターズ」。トロンボーンを趣味で嗜む者として、これは行かなきゃならんだろうとばかりに駆けつけた。B-flatに来たの…
先日、プロの演奏家の三味線と歌で遊廓の民謡を聴くイベント「遊廓と民謡」に参加してきた。 イベント会場は、東京人でもなかなか行くことのない三ノ輪の新吉原エリアにある、吉原最後の料亭であり引手茶屋だった「金村」という場所だ。普段は、「桜なべ中江…
民クルこと、民謡クルセイダーズに注目して、コロナ中にクラファンまでしたのに、彼らが都内でライブしている時は必ず出張中で生で見る機会に恵まれなかった。それが、先日福生で民クルのボーカル、フレディ塚本さんが参加しているこでらんに〜のライブに行…
今回の旅は、敢えてホテルに朝食をつけず、街で楽しむことにした。特に気に入って通った場所が、1927年創業のカフェ、Torréfaction Noaillesトレファクション・ノアイユだ。地元の人で賑わっている、特に飾り気のない場所だが、自家焙煎コーヒーも、6ユーロ…
ヴァイオリンの高木凛々子氏が参加することもあり、ヴァイオリンの名曲が多く含まれたラインナップであった。彼女の使っていた楽器は、ストラディバリウス(1702年)Lord Borwickというもので、ストラディバリウスの「黄金期」に作られたものらしい。プログ…
今回は、オリンピックを目的にマルセイユには5日ほど滞在していたのだが、特によかった観光地をこちらに記録しておこうと思う。旧港 (Le Vieux Port) ここは、どんなに滞在時間が短くても行くべき観光地だと思う。ちょっと朝早く行けば、魚売りを見ることが…
ここ数年は毎年、池袋にある上海料理大沪邨(だうつん)にて上海蟹を楽しむのが定番化しており、今年も早速行ってきた。私たちが毎回必ず食べるのは、酔っ払い上海蟹のメスと、上海蟹の餅炒め、それに「蟹黄豆腐」というカニミソのあんかけ豆腐。これに、ス…
今回石和温泉に行くと決めた時から、ドメーヌQを狙って見学依頼のメールをしていた。石和温泉の駅から歩いて20分くらい、石和健康ランドの隣にある建物は、門に年季が入りすぎており、一瞬「ここ、大丈夫?」と不安な気持ちになる。お約束の時間より早く到着…
先日、石和温泉に行ってきた。以前から甲府や勝沼ぶどう郷駅に行くたびに、この温泉の存在が非常に気になっていたのだ。石和温泉はちょうど甲府市と笛吹市の間に位置しており、温泉以外にも楽しいアトラクションがたくさんあるので、こちらにメモしておこう…
福生といえば、アメリカンカルチャーに、音楽などの文化も豊かなエリアだとう印象があった。ブルーハーツのマーシーとか、忌野清志郎が住んでいたこともあったそうだし、大滝詠一は、自宅に「福生45スタジオ」を作り、レコーディングをしていたという。 buns…
3連休、ふと思い立って 福生に行ってみた。福生といえば横田基地、村上龍や山田詠美などの小説のイメージがあり、アメリカ文化に憧れた人が集う街なのではないか、と言う雑多なイメージを持っていたのだが、実際は必ずしもそうではなさそう。ここにその雑感…
ヘラルボニーは、アートを起点に新たな価値や文化の創造を目指す福祉実験カンパニーとして、アール・ブリュットなどと呼ばれる、知的障害のある作家の描くアートデータのライセンスを管理やビジネス展開をしている会社だ。このたび、同社が国際アートアワー…
マルセイユにて一通りブイヤベース体験を終えると、次に試したくなるのは地中海料理、もしくはシーフード盛り合わせか。単に海沿いだから...というだけなのだが。しかし、私たちが行こうとした地中海料理のレストランは、いずれも規模が小さくて予約せずに入…
旅をしたらご当地グルメを食べたいと思うのは当然のことだろう。私はマルセイユに来ていたので、当然ながらブイヤベースを狙っていた。今年の3月には八戸で行われたブイヤベースフェスティバルにも行っており、ブイヤベースがどういうものか、なんとなく想像…
21世紀初頭に展開されたさまざまな広告を紹介するという展示会に行ってきた。まずは、常設の広告の歴史から鑑賞したが、江戸時代の広告は豊かでセンスも抜群だと改めて感じた。その他印象に残ったのは、以下の2つ。 まずは、杉浦非水の三越ポスター。言わず…
今回のパリオリンピックは、名前こそ「パリ」がついているものの、実際の競技会場はパリ以外の地方都市、なんなら DOM-TOM (départements d'outre-mer et territoires d'outre-mer)と呼ばれるフランスの海外領土でも開催されていた。 olympics.comサッカー会…
久々にエールフランスに乗りフランス映画をみたのだが、まだ私が愛用しているFilmarksアプリにどの映画も登録されてない。仕方ないので、このに記録しておこうと思う。 Latin for All / Bis Repetita youtu.be 真面目に授業していなかったラテン語の先生デル…
近年、旅に行きすぎたのと、K-popにかまけすぎてなかなかマヌーシュ・ジャズ関連情報がカバーできなかったのだが、最近ちょっといいなぁと思ったミュージシャンがいたのでこちらに記録しておこうと思う。ウェブサイトによると、Fanou Torracinta(ファヌー・…
「実験工房の偉業」というタイトルのコンサートへ行った。 実験工房というのは、美術家と音楽家を中心としたメンバーからなる総合芸術グループのことで、1951年から57年くらいまで存在したらしい。 bijutsutecho.comその結成メンバーであり、武満徹さんと現…
夏といえばきゅうり。いつも浅漬けの素と昆布に漬けて食べているが、たまにちょっと塩辛くて気になることがある。そんなときに見つけたのがこちらのレシピだ。まずはきゅうりを適量の塩で揉んで水気を出してから、以下の材料を混ぜたものに漬け込む。 醤油小…
ものすごく久々に「郡上おどりin青山」に行ってきた。岐阜県の城下町である郡上八幡で400年にわたって続けられている郡上おどりは国重要無形文化財に指定されている盆おどりで、7月から9月まで32夜、そしてお盆の4日間は徹夜で踊ることで有名なお祭りだ。そ…
友人に誘われてシティポップをJiLL-Decoy associationのchihiRoさんがカバーしていく、というライブに行ってみた。JiLL-Decoy association、通称「ジルデコ」は20年ほどジャズやファンクのバンドとして活動していたが、最近活動休止中とか。今回はボーカルch…
東新宿から徒歩5分くらいのところにある「山西亭」は、刀削麺をはじめとした山西省の名物が食べられるお店だ。ハニカム構造になっている麺に興味があったので今回訪問してみた。 その前に山西省ってどこなのか。 中国の山西省は中国の北部にある省であり、世…
普段全くご縁のない花柳界にをのぞけるいい機会ということで、5月某日、初めて「東をどり」に行ってきた。大正14年に始まったというこのイベントは、来年で100回を迎えるイベントでもある。当日は、ビールの飲み比べ、シャンパン(しかもドンペリ)のブース…
先日、やっと念願叶ってカーブドッチ(Cave d'Occi)に行ってきた。あいにく何も調べずに行ってしまったので、今後の反省を込めて、色々なことを調べてみた。次回の旅に役立てるぞ!1. 内野駅からカーブドッチまでの交通手段 カーブドッチワイナリーの送迎バ…
2007年より開催されているラオスフェスティバルに今年も行ってきた。私が初めて行ったのは、2007年から3年ぶりに開催されたという2010年だったのだが、その時は、せっかくラオスの有名アーティストが招聘されているのに、ブースは必ずしもラオスと関係のある…
最近は仁寺洞に宿泊することが多かったのだが、今回はちょっといつもと異なるエリアを選んでみた。永登浦(ヨンドゥンポ)という場所だ。駅の地下街はちょっと庶民的だなぁと思ったが、地下鉄の改札口を出てからまず目に入るのは、ロッテ百貨店の地下街なので…
www.youtube.com2023年5月に公開された、フランク・シミエールFrank Cimiere監督によるロードムービー「ラ・マルジナル」。オルリー空港に住むホームレス女性ミシェルが、空港で働くダウン症の青年テオと出会って、ひょんなきっかけから息子を探すためリスボ…
母の日にお馴染みの團菊祭鑑賞、何年ぶりかな。 伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ) 菊之助演じる政岡が初めて、茶道の手法で米を炊く「飯炊きの場」に挑むのが今回の目玉でもあるらしいが、初見の私にはそこへの感動というよりは、全体的な菊之助の存在感…
ソウルで大人気のLondon Bagel Museumを手がけた方が新たにブランドを担当しているという安国にある塩パン専門店、「Artist Bakery」に立ち寄ってみた。ところが、なんと2時間待ちで、テイクアウトだとしてもかなり並ぶと言われてしまったので、購入は諦めた…