3連休、ふと思い立って 福生に行ってみた。福生といえば横田基地、村上龍や山田詠美などの小説のイメージがあり、アメリカ文化に憧れた人が集う街なのではないか、と言う雑多なイメージを持っていたのだが、実際は必ずしもそうではなさそう。ここにその雑感を残しておこうと思う。
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まず降りたのは「拝島」と言う駅。ここから、「ベースサイドストリート」と言う通りを、横田基地を横目に見ながら福生の駅まで歩く計画をたてた。(一瞬、「ベース」ではなく「ベイ」サイドと空見してしまった)。拝島駅の周辺でまず驚いたのが、ほぼ海外の方しか見かけなかったこと。ネパール、インド、ハラール対応食品店などがやたら目につくし、民族衣装の方も多く歩いている。昭島市も、そしてこれから行く福生市も、米国人が多いわけではなさそうだ。



まず目指したのは、基地の目の前にある「デモデダイナー 福生」。さすが有名店だけあって、13:00くらいに行ったら激混みだったので、ノートに名前を書いて待つ。待ち時間は、隣の日本リノベ家具屋であるdemode fukunakaで時間を潰すのもよし、周辺をウロウロするのもよし...と言いたいが、周辺にめぼしいお店はないので、覚悟して待つのが良さそうだ。
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ここのバーガーはちょっとチャコールの香ばしい香りがして、非常に美味しいので、試してみる価値がある。


隣の席ではスペシャルなバーガーを頼んでいた。すごいインパクト!
腹ごしらえをしてから、ベースサイドストリートを福生駅方面に向かった歩く。モーテルスタイルのカフェ「The MINT MOTEL」やベーグル屋さん「Hoop」、ブルーシールアイスクリーム、アメリカの雑貨屋、群の放出品を中心に揃えた古着屋など、多すぎない量のお店を冷やかしながら、福生警察署横田交番のところを左折して福生駅にまで向かった。


途中で見かけたカオマンガイ 16号というお店は独特な雰囲気があったな。いつか行ってみたい。
カオマンガイ 16号 - 東福生/タイ料理 | 食べログ
お店は自分の好みのところに立ち寄ればいいと思うが、アメリカンハウスと呼ばれる、朝鮮戦争のため基地内に収まりきらなくなった米兵用に作られた家が無料開放されているので、こちらは立ち寄るべきだと思う。
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途中で基地反対運動の集会なども目撃したが、お年を召した方ばかりが集っていたのが印象的だった。今の若い世代は横田基地のことをどう考えているのだろうか。沖縄に比べると、東京の基地は地元経済を支えていると言う存在ではないだろうし、むしろ戦闘機の騒音や軍人による事件などの方が気になる人が多いとは思うのだが。
横田基地を巡る問題やPFASによる汚染… 市民の審判は 東京・福生市長選が28日に投開票:東京新聞 TOKYO Web
本当は拝島にある石川酒造か田村酒造で酒蔵見学と試飲をしたかったのだが、調べてみたらお休みだということが発覚した。タイミング悪い!
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こうなると意地でも地元のお酒を堪能したくなったので、ブルワリー併設のタップスタンド「Fat Barley Brewing(ファットバーレイ ブルーイング)」にてビアフライトを楽しんだ。BRITICAN(Pale Ale)というのが美味しかったな、私の記憶が正しければ。


ひととおり楽しんでから、私は急に思い立って予約したライブを見に、歓楽街に向かったのだった。歓楽街の雰囲気はこちらの記事をお楽しみください。
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歓楽街のラーメン屋のインパクトすごい。

