[Seoul GW 2024]永登浦(ヨンドゥンポ)はソウルの五反田? ディープな地元ライフを満喫

最近は仁寺洞に宿泊することが多かったのだが、今回はちょっといつもと異なるエリアを選んでみた。永登浦(ヨンドゥンポ)という場所だ。駅の地下街はちょっと庶民的だなぁと思ったが、地下鉄の改札口を出てからまず目に入るのは、ロッテ百貨店の地下街なので、普通のエリアかと思っていたが、実際外に出てみるとかなりディープでローカル向けのエリアだった。というわけで、こちらのエリアについて記録をしておこうと思う。

⭐️ヨンジュンロ4ギル-6ギルあたり(영중로4길-6길)
ラブホテルもたくさんあるが、この通り沿いはとにかくたくさんのレストランがあり、多くの人で賑わっていた。人気があるところとないところの差が激しい。コプチャン屋と이고집쭈꾸미というチュクミのお店が気になったのだが、雰囲気も含めて良さそうだと思って入ったのは、サムギョプサル屋「マグッカンセンコギ마굿간생고기」という熟成豚が人気のお店へ。王道なお味で美味しかったです。唯一残念なのは、飲みたい飲み物がないところかな…せめて美味しい生ビールが欲しいところなのだが。

マグッカンセンコギ 永登浦駅店|汝矣島・永登浦・麻浦(ソウル)のグルメ・レストラン|韓国旅行「コネスト」

このエリアには、チキンとビールを楽しむ、いわゆる「チメック」ができそうなところもたくさんあったが、やはり初体験は有名店がいいなぁ....というわけで、ヨンジュンロ6ギル、ラブホテルの合間のちょっと奥まったところにある"KyoChonチキン교촌치킨"に行ってみた。

ここは最高だった。特に美味しかったのが生ビール。お店オリジナルだったのだろうか、韓国で一番美味しく感じるビールだった。チーズボールはちょっと甘かったが、醤油とニンニクで味付けされたフライドチキンはもう最高。夜10:00くらいに行ったのに、店内は地元の方々で溢れていた。お隣の親子は、チキンと共におでんをオーダーしていたのもちょっと気になった。次回はおでん、試してみようかな。

⭐️永登浦伝統市場
1956年に始まった市場に午前中行ってみたが、商売っ気が全くなく、かといって値段が書いてあるわけでもないのでどうしようもなく、ぶらぶらを歩いて冷やかすにとどまった。特に服なんかはローカルっぽさ炸裂で、購買意欲がそそられる感じではないな。唯一気になったのは「スンデ通り」か。豚のお頭とか気になるものがたくさん並んでいる食堂街だった。今度はちゃんと調べて行ったみたい。

ちなみにこの外は、工具屋さんというか町工場のような雰囲気であった。

⭐️ヨンジュンロ3ギル
ひょんなことから、韓国ソウルの買春街のことを知った。清凉里588(オーパルパル)とかミアリテキサス(미아리 텍사스)と呼ばれるエリアなのだが、すでに韓国ではこういったエリアはすでに解体されていると聞いていた。
news-vision.jp

清涼里(チョンニャンニ)の路地裏と、新しい町への変化 | 韓国&韓国旅行 | トム・ハングル

それなのに、まさかの、本当に偶然にこうした売春エリアに足を踏み入れてしまった...ご興味ある方は、Google Mapで"Capital Allley"を検索して行ってみてほしい。規模は小さいが、倉庫のように「飾り窓」が並ぶ風景と、交渉に挑む方々を見ることができる。

一応「青少年立ち入り禁止区域」みたいな看板が出てはいるものの、こんなふうにいきなり売春エリアが出てくるというのは、ものすごい衝撃であった。

朝はがっつりお掃除をしているので、落ち着いて中の様子を見学できる。まあ、人がいないとあまり意味がないか。

ちなみに、次回またここのエリアを探索する機会があったら、絶対行ってみたいところが「 大韓屋대한옥」というところ。

牛テールの煮込み「コリスユク」が有名なお店だそうで、地元の人にも大人気の料理らしい。10時開店ということは、遅めの朝ごはんでも行けそうだなぁ。
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