[Seoul 2023]ソウルでうなぎ体験! 日本とは違う食べ方を堪能

今回の韓国旅では、DMZへ行くツアーに行ったのだが、その際にDMZのある臨津江(イムジンガン)と漢江(ハンガン)が合流する坡州(パジュ)エリアはウナギの産地だということを知った。まさか韓国でもうなぎを食べる習慣があるとは知らなかった。俄然興味が湧いてきて、ソウルに帰ってからうなぎやさんを探すことにした。


見つけたお店は、こちらの「コヒャン・プンチョンチャンオ(고향풍천장어)」という、仁寺洞にあるお店だ。韓国でうなぎのことは「チャンオ(長魚장어)」という種類に属するとか。ウナギのことは뱀장어(ペムチャンオ)、穴子のことは붕장어(プンチャンオ)、そして、ハモのことは갯장어(ケッチャンオ)と呼ぶそう。今回は、ペムチャンオを食べるぞ!

一人一匹は必ず頼まないといけないとのことだったので、タレ焼きと白焼きを1匹ずつ頼むことにした。

地元っぽさ満載のお店だったが、丁寧に食べ方が書いてあったので、これに沿って食べてみる。レタスやエゴマなどの葉っぱにうなぎと生姜と味噌を適当につけて...これは美味しい! 日本の鰻重とは違うジャンルの食べ物として美味しくいただいた。

お酒にもよく合う! あまり韓国の普通のビールもチャミスルが好きではないので、メニューに「うなぎと食べることが多い飲み物」としてお勧めされていたポップンジャ(覆盆子/복분자)という、山いちごのお酒を頼んでみた。二種類あったので、甘くない方をオーダー。いやぁ、このお酒がさっぱりとしていて本当に美味しかった。ただ、この飲み物、効能として「肝臓や腎臓の機能を整え、視力の低下防止や、不妊や精力増強」ということらしい...うなぎにこの飲み物を飲んだら、精力増強を本気で狙っている人みたいじゃないか...。

ちなみに韓国には、日本の土用の丑の日にあたる「伏日(ポンナル/복날)」という日が年に3日制定されていて、この日にうなぎや参鶏湯を食べるとのこと。まあ、夏だしちょうどよかったのかな。とくにインスタ映えもしないけれども、うなぎ体験はぜひお勧めしたい。
今回行ったこちらのお店は、お店の方々も感じがよく居心地のいいお店だった。うなぎをひたすら焼いていたのは、お店の社長さんだったのね。確かに日本語がお上手でした。

www.seoulnavi.com