JERSEY BOYS@PARIS, Las Vegas


ベガスで今話題のミュージカル、という話だったので、Parisというホテル内の劇場にJersey Boys(ジャージーボーイズ)を観に行った。60年代に活躍した、ザ・フォーシーズンズThe Four Seasonsという4人組グループが題材になっている。主人公はニュージャージー出身、グループのボーカリストであるフランキー。恵まれない暮らしから、声を武器にどんどん成り上がっていく彼らのレパートリーは、「シェリー」「君の瞳に恋してるCan't Take My Eyes Off You」など、私でも知っているようなメジャーなものばかりで、歌にすっかり魅了されてしまった。彼らが活躍していた時期に青春を送っていた人たちにはさらにストーリーが響くみたいだ。
私にとって厳しかったのは、メンバーそれぞれの歴史の合間に、ジョークがたくさん挟まっていることだ。話の流れを追うことができても、これらのギャグを理解するのは難しく、他の観客が大笑いしているのに笑えないのはとっても残念だった。はぁ、劇中のギャグがすべて理解できる、高い英語力がほしいです…。

Jersey Boys Las Vegas

なお、このミュージカルを観る直前に、私が知っている"Oh! What a night."という曲がフォーシーズンズのものでると知ってびっくりした。詳しくはこちらでどうぞ。
asquita.hatenablog.jp


ちなみにミュージカルの劇場があったParisはフランスの風景を再現していて興味深かった。エッフェル塔の足元にメトロの入り口などがあって。ベガスってすごいところだな。

イタリアのジャズフェス"Jazz & Vento"のメインアクトとなったビレリ・ラグレーン

イタリアの南部、いわゆるイタリアのブーツのつま先の部分に位置する町コルターレCortaleでは、毎年夏に"Jazz & Vento"というジャズイベントが開催されている。

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今年で13回目の開催となるフェスの注目アーティストは、ビレリ・ラグレーンBireli Lagreneでしょう。メンバーはリズム・ギターにHono Winterstein、サックスにFranck Wolf、ベースにWilliam Brunard。ごりごりのマヌーシュ・ジャズを聴かせてくれたようだ。


ちなみにビレリ・ラグレーンモントルージャズフェスティバルにも出演しているのだが、こちらではピアノのAntonio FaraòやベースのIra Coleman、ドラムのLenny Whiteとともに、正統派ジャズを演奏している。こちらも素晴らしい演奏だ。

多才なビレリがフェスごとに色々な顔を魅せてくれるのはファンにとってうれしいこと。これからも一つのジャンズに寄らずにパフォーマンスを魅せてほしいと思うのだ。