「酉」が中心の「作り物」展示2017@勝山左義長まつり

作り物とは、生活用品を何かに見立てたアイデア展示のことを指し、各地区に必ず展示されている。その作品説明も詩歌に託されており、これを「書き流し」という。

シンポジウムで「台所用品と工具は絶対に一緒の場にあってはならない」みたいな話があったが、いわれてみれば確かに、台所用品だけで構成されていたりするな。

こちらは、お取り皿ととっくりでつくられた鶏。

こちらも台所用品シリーズかな。鳥を表現しているみたいだ。


傘や扇子で鶏を表現しているのは、どこだろう。

あとは、トランプで鶏を表現している地区があったと思ったが、写真は撮影し忘れてしまった。


私と友人のお気に入りは、この尾長鳥。衣文賭けと置物の端切れでできており、とっても美しい。

まちを歩いていて、子供たちの書初めと見つけた。ほとんどのお題が"春を呼ぶ奇祭"ともいわれる「左義長」に関するものなのに、一人だけ「祝新横綱稀勢の里」と経路が違うことを書いていて、ほほえましい。この子は大物になるかもしれないね。

「東京往復割引切符」でお安く福井を満喫

今回の旅行の交通手段は、このブログを参考にした。
kq.hatenablog.com

東京と福井往復は、東京を出発し、米原~福井~金沢と経由して戻ると、「遠距離逓減制」というものがきいて、往復割引よりも安くなる、ということだ。北陸新幹線が開通してからというものの、小松行きの飛行機も1万円前後で驚くほど安くなっているので迷ったのだけれども、この「東京~東京」という乗車券、一度くらい使ってみたいよなぁという気持ちが勝った!


いやぁ、不思議な見掛けの切符ですな。

勝山左義長文化シンポジウム~大切な伝統を未来につなぐ~@勝山市民会館ホール

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友人に入場整理券のゲットをお願いして、さぎっちょのシンポジウムに参加してみた。


「勝山左義長の魅力と課題」がテーマだったから、てっきりお囃子の話だと思っていたのだが、実際にはコアな作りものの話が印象に残った。鳥取大学准教授の高橋健司氏のプレゼンがのせいか。鳥取にも「作りもの」のような、道具をモノにたとえる「見立て」の文化があるらしいのだ。
でもなぁ、もう少し櫓とかお囃子の話が聞きたかったな…。

シンポジウムには奄美島唄ステージというのもあり、喜界島から川畑さおり氏が来ていくつか唄を演奏してくれた。中学生と高校生の奏者も一緒だ。キャッチーな唄をたくさん唄って、お客さんも巻き込んで、ステージは盛り上がっていた。さぎっちょのお囃子の方々とコラボとかしてほしかったなぁ。

川畑さんはこんな感じ。当日は大島紬を着ていらしていて、とってもきれいだった。

なお、ホールの待合いロビーには、さぎっちょのお囃子の方々や、特別な絵行灯の展示があった。昔のさぎっちょの様子がわかる映像の放映も。昔のさぎっちょは、子供たちは法被を着せられて、タイヤなんかを叩かされていて、ちょっとかわいそうだった。今のさぎっちょのほうが子供たちも大人と同じ、長襦袢をきて、お化粧やお洒落もしていて、ずっと楽しそうだ。子供さえ楽しんでくれれば、お祭りは永遠に続くだろうな。

展示されていた絵行灯で気になったのはこちら。
椎名誠さんが書いた絵行灯。なんかヘタウマ。

●こちらもどなたか有名人が書いたものだと思うが、この祭りは阿波おどりですなぁ。

もう一度おいしい野菜が食べたくて。"WE ARE THE FARM"@代々木上原

前にこちらのお店に伺ったときに、飲み物も食べ物も自分好みだったので、もう一度行きたいとずっと願っていたのだった。
asquita.hatenablog.jp


ケールのサラダとベジタブルドレッシングからスタート。青汁の原料だしそこまで味は期待していなかったのだが、ドレッシングのおいしさと、ケールとの絶妙なからみっぷりに感激した。見た目も紫と黄色で美しい。


水牛モッツラレラと生ハムは、周りに散らばっているバルサミコやバジル、カイエンペッパーなんかをからめながら食べるとさらにおいしい。



サトイモの(調理方法忘れた)お料理は、ほどよい塩加減でこのままでもいけるおいしさ。トロトロ、ふわふわの感触とクリスピーな表面がおいしさをさらにアップさせる。



はしやすめに出てきた、タロイモチップスと生タロイモ。生は初めて食べたが、しゃきしゃきしてリンゴみたいな食感だった。


鴨肉のローストととろけてこんがり焼けたチーズ、それに大根が付け合わせになっていたお料理。これもお酒にあうおいしさ。そういえば鴨肉ってスライスは食べるけれど、丸のまま出てくることはなかなかないよなぁ。



〆はパクチーパスタ。新鮮なパクチーをからめながら食べました。


スイーツも野菜を原料にできていて、(トマトのアイスとか)、甘いものを好まない人でも楽しめること請け合いだ。飲み物も野菜を使ったカクテルやスムージー、パクチーのモヒートもある。ワインも飲みやすいものが揃っている。いいお店を紹介してもらったな。また行きたいなぁ。

勝山グルメ2017 - 「マフィンカフェ しゅしゅ」の種類豊富なビッグマフィンたち!

福井市にお店を構えるマフィン屋さんが、左義長まつりの期間中のみ、「おいしい、ちよ鶴」などでマフィンを販売しているということで、行ってみた。もう売れ残ったものがあるのみだったが、それでも魅力的な味のものがたくさんあった。お餅や抹茶、チョコレートが使われているものもあった。
ものすっごく迷って、勝山の28そばでつくったマフィンと、黒豆カスタードあんこ、という味を選んでみた。サイズはこぶし大で、350円だったかな。お得感がある。


気になるのは、後者の断面なのだが…。こんな感じ。


いやぁ、甘さ控えめでおいしくって食べやすくて、こんなことならもっとたくさん買っておくんだった! 

勝山グルメ2017- かっちゃま弁天そば会

勝山左義長まつりの期間中、今年もこのお蕎麦にお世話なった。八助蕎麦は混みすぎて、並ぶ気はしない。雨宿りがてら、小腹を満たすのに良いと思い、ここに来てみた。

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おろし蕎麦に揚げたてのかき揚げがのったお蕎麦。一味をたくさんかけて、お出汁も飲み干した。屋台行くよりも、私はこちらの方が好きだなぁ。場所は上長淵の櫓から近いところ。お祭り期間ぜひ試すべし。

 

 

絵行燈2017@勝山左義長まつり

勝山左義長まつりは、お囃子もさることながら、全国より公募した川柳や狂歌を地元の絵行燈絵師が絵を付けた行燈が町中を飾る。これが、なかなか面白いのだ。全国公募だけあって、ネタも全国規模、いや全世界規模かな。

今年はピコ太郎、PPAPネタは多かったように思う。まさか、ジャスティン・ビーバーもこんなところで川柳になっているとは知らないだろう。

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軽く政治も絡んでみたりする。

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かわいそうに、こんな川柳も…。

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トランプさんもかなりの話題だった。ババにかけたのか! 上手いんだがデリカシーないんだか。

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あとは、小林麻央さんのネタ。

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地元で熱いだろう、 新幹線ネタ。そんな寂しいこと、言わないで欲しい…。

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もちろん左義長まつりを題材にしたものは、毎年必ずある。

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じっくりと見なくても視界に入って来て、笑わせられたり感心したり。勝山左義長まつりに、確実に華を添えていると思う。

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