友人に入場整理券のゲットをお願いして、さぎっちょのシンポジウムに参加してみた。
「勝山左義長の魅力と課題」がテーマだったから、てっきりお囃子の話だと思っていたのだが、実際にはコアな作りものの話が印象に残った。鳥取大学准教授の高橋健司氏のプレゼンがのせいか。鳥取にも「作りもの」のような、道具をモノにたとえる「見立て」の文化があるらしいのだ。
でもなぁ、もう少し櫓とかお囃子の話が聞きたかったな…。
シンポジウムには奄美島唄ステージというのもあり、喜界島から川畑さおり氏が来ていくつか唄を演奏してくれた。中学生と高校生の奏者も一緒だ。キャッチーな唄をたくさん唄って、お客さんも巻き込んで、ステージは盛り上がっていた。さぎっちょのお囃子の方々とコラボとかしてほしかったなぁ。
川畑さんはこんな感じ。当日は大島紬を着ていらしていて、とってもきれいだった。
なお、ホールの待合いロビーには、さぎっちょのお囃子の方々や、特別な絵行灯の展示があった。昔のさぎっちょの様子がわかる映像の放映も。昔のさぎっちょは、子供たちは法被を着せられて、タイヤなんかを叩かされていて、ちょっとかわいそうだった。今のさぎっちょのほうが子供たちも大人と同じ、長襦袢をきて、お化粧やお洒落もしていて、ずっと楽しそうだ。子供さえ楽しんでくれれば、お祭りは永遠に続くだろうな。
展示されていた絵行灯で気になったのはこちら。
●椎名誠さんが書いた絵行灯。なんかヘタウマ。
●こちらもどなたか有名人が書いたものだと思うが、この祭りは阿波おどりですなぁ。