2009年8月29日（土）〜30日（日）にかけて、「第53回東京高円寺阿波おどり」があった。街中が阿波オドラーに包まれる30日の午後、実は御神輿も通りを行き交っていたのを御存じだろうか。
ちょうど氷川神社の例大祭が重なったのだろうか。商店街に、「庚申文化会」のちょうちんを掲げた御神輿がやってきた。御神輿が出ることを「渡御（とぎょ）される」というそうなのだが、「一期一会」という御神輿担ぎ同好会のWebサイトによると、御神輿の渡御により、街の発展のみならず、阿波踊りの安全と成功をご祈願いただいたとのこと。
◆高円寺氷川神社
http://www.hikawajinjya.jp/index.html
◆日本伝統文化保存会 一期一会
http://www18.ocn.ne.jp/~e-ichigo/3331.html
大きなお祭りの御神輿は、観客と御神輿との距離感があるため、他人事のイベントという感じがある。が、狭い狭い商店街を渡御する御神輿は、距離感が近いため、その臨場感が楽しい。
ちなみに、高円寺氷川神社は日本唯一の気象神社との位置付けだそうな。日曜日の阿波踊りが、途中から大雨に苛まれたのは、「阿波おどり」の盛り上がり度合いのすごさに、気象の神様がやきもちを妬いたのかもね。
