台湾で有名らしい"十鼓撃楽団"というパフォーマンス集団は台中を拠点に活躍している。そのパフォーマンスが常に観られる場所が高雄にもあるということでやってきた。本拠地は台中らしいけれど。昔は製糖工場だった場所を改造してできたらしい。煙突や防空壕などにその面影がみられる。
まずは10時半ギリギリに到着し、劇場でパフォーマンスを楽しんだ。辺鄙な場所だと思っていたが、観光客やら修学旅行生やらで会場が満席でびっくりした。午後のステージに至っては、予約すら取れなかった。どうやらとても人気のようだ。
その後、ガイドさんの案内により、太鼓教室を楽しんだ。簡単な譜面をみながら、ガイドさんの指導の下リズムをとっていく。元々和太鼓演奏に親しみを持っている友人は、渡されたバチがプラスチックであることに憤っていたが、習ったリズムをみんなで合奏できて楽しかった。
その後、自分たちでさまざまな太鼓をみたり、太鼓の作り方を学んだり。
自然共生池(火災で焼けた倉庫の跡地を活用したらしい)でオジサンみたいなカエルの声を楽しんだりした。
トイレも自然に触れる仕掛けがあるので必見だ。
気になる「心霊教室」。昔は宿泊施設を備えていたらしが、今はどうなんだろうか。
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ちなみに"十鼓撃楽団"の通常のパフォーマンスはこんな感じです。
自分たちの暮らしの場でステージ開催や台湾の笛を用いた演奏、そして大きな太鼓教室用の施設を備えているあたり、佐渡の「鼓童」を彷彿とさせる。あいにくステージは写真撮影禁止だったのだが、ステージでは舞台上に水が降ってきてハラハラした。太鼓の革って水に弱いはずなのだが、大丈夫だったのかな…。