Les doigts de l'hommeの曲の譜面が"Gypsy Guitar Songbook"に。

先日、見つけて興奮したハリネズミ印のマヌーシュ・ジャズフェス"Festival Niglo"は、何と資金不足のために開催中止となったそうだ。新人発掘に注力したりロマの未来を語るなど、内容も盛りだくさんないいフェスだったのに。
2011-04-22 - 空間Annex
音楽フェスを開催するのって大変なことなんですね、きっと。残念だが、来年は開催されることを願っている。
ところで、フェスついでにDjangoStationに目をとおしていたら、昨年、ジプシーギターの教則本"Gypsy Guitar Songbook"が発売されたことを知った。

監修は、Daniel Givone氏。"Trio Givone(トリオ・ジヴォン)"の…っていおうと思ったが、このトリオは解散しているそうな。そして、新たなクアルテット率いて活躍中とのこと。
それはともかく。
この本、なーんと、愛しのOlivier Kiktef(オリヴィエ・キクテフ)のオリジナル曲、つまりは、Les doigts de l'hommeのレパートリーが譜面になっているのだ! サンプルに出ていた"Métal Hurlant"の譜面をみながら曲を追ってみると、たしかに忠実に譜面になっている!
[Django Stationの記事はこちら]
http://www.djangostation.com/Gypsy-guitar-songbook,1281.html

この曲をあのスピード忠実に再現するのは、たとえ楽譜と技能があってもなかなか大変そうだが、ギター弾けなくても好きな曲のメロディがかかれた楽譜を目で追うのって、楽しいからなぁ。しかも、サンプルCD付き!
ちょっと私がLes doigts de l'hommeが好きなばっかりにコウフンしてしまったが、Swing 39ACTU' - Swing39 Quartet - Site Officiel - World Gypsy Jazzや、監修したDaniel Givone氏のカルテットDaniel Givone QuartetDANIEL GIVONE Quartet | ミュージック(無料)、ツアー日程、写真、動画の曲も収録されているようなので、今時のマヌーシュ・ジャズをやりたい人には、魅力的な本なのかもしれない。