午前2時の"Vai con Me"@Festival Django Reinhardt 2011...

日本は大体の企業が1Q末だ株主総会だでバタバタしているこの時期だが、フランスでやっている"Festival Django Reinhardt 2011"も無事に終わった模様だ。
今回参加の大物米国人ギタリスト・George Bensonの映像が多くアップされているのは当然として、今日はこの映像に釘付けになった。

コメントによれば、この映像が撮られたのはフェスの公式コンサートが終了した後、朝の2時頃らしい。そして、この歌っている人はEnzoさんという人らしいのだが、どこのエンツォさん? 情報はこれだけ。歌い手がたぶん酔っぱらっていることと、会場の熱気が伝わってはくる。いいなぁこの雰囲気。
歌っているのはイタリア人歌手Paolo Conteの"Vai con Me"という歌だ。80年代の曲だと思うが、私はPaolo Conteベストアルバムで昔よく聴いていた。シンプルな歌詞、サビが印象的な曲なのだけれども、このサモワでの演奏を聴いて思った。そういえばこの曲も、演奏はずっと一定速度で音を刻んでいるから、なんだかマヌーシュ・ジャズ風に聴こえるなぁ、と。
もっとも、Enzoさんの歌詞、めちゃめちゃです。それでもサビ部分It's wonderful♪〜のところでなんとなくつじつまあって、観客とともに盛り上がっちゃうところがこの曲のすごいところだね。

↑参考までに本家の歌はこんなです。