「春には桜が満開らしい」と言われるエリアを通ると、その前方に大きな建物が見えてきた。おお、これがかの有名な高級ホテル、阿里山賓館かぁ。せっかくなのでのぞいてみることにした。
ロビーには、大理石の壁と阿里山森林鉄道の模型が。カワイイ。
次に7階の展望テラスへ登ってみた。残念ながら雨のため雲と森林、それに受鎮宮や傘をさして歩く観光客くらいしか見えなかったが、天気がいいと夕日が見えたりするらしい。
旧館6Fに行くと、過去の来賓が宿泊した部屋が見学できるようになっていた。素敵! ちょっと奈良ホテルを彷彿とさせるクラシック感。品がある。
蒋介石が阿里山、そしてこのホテルを訪れた際の写真が展示してあった。
旧館のテラスはカフェのようになっており、古い桜の木が3本も大切に残されている。
ホテルが高台にあるため眺めはよく、森林に囲まれているため空気が清々しい。単なる休憩がてらのぞいた素敵なホテルは、あこがれの存在となった。次回阿里山に来る時はここのホテルを狙おう。
その後私たちは神木駅まで歩く気力を失い、ホテルが出しているシャトルバスにお世話になり、阿里山駅まで戻ったのであった。