台湾 5days(D-2) ~阿里山森林鉄道に乗って阿里山森林遊楽区を散歩~


阿里山的日出、雲海、晚霞、森林鐵路、巨木合稱阿里山五奇…つまり、阿里山の五大奇観が日の出、雲海、晩霞、巨木、雲海、森林鉄道ということか。これをできるだけ網羅すれば阿里山を堪能したといえるわけだ。

ホテルにチェックインしたが、やはり阿里山森林鉄道はしておきたい…。とはいえ、翌日の日の出見物は「祝山」まで電車で行くのは厳しいかなぁ。寒いし、立ち乗りかもしれないし。考えた結果、この日は沼平というところまで電車に乗り、そこから線路脇を抜けて「神木群木桟道」を歩いて神木駅まで行くことにした。

まずは駅の食堂で腹ごしらえ。「阿里山999餐廳」という食堂で龍鬚菜(ロンシューツァイ)の炒め物や金銀花の炒め物、それにガッツリしたご飯(ただし、これは予想外の食べ物だった…)を食べた。

その後森林鉄道へ。
ホームが行先ごとに入口が違う。単線ならでは。


切符。桜の時期はすごいんだろうなぁ。



これが電車。見かけがかわいいではないか! ただし、窓は透明じゃなかったので、景色を眺めるのは不向きではあった。いかにもディーゼル運転で一生懸命な動きがかわいく、これは鉄道好きじゃなくてもテンションが上がる! 所用時間10分くらいかな、ウキウキの鉄道旅となった。

線路の脇をてくてく歩いて、左にそれるとそこが公園と散策路になっている。


かなりきちんと整備されているので、登山靴でなくても問題なさそうだと気がつく。

奇木や神木が色々。

姉妹潭。妹の湖と姉の湖。

姉は看板からすでに派手で大きかった。


湖面に映り込む樹木がなんともいい風情になっている。

湖にはおたまじゃくしがいっぱーい。まりもみたいな丸い植物がたくさん植わっているのが見えるだろうか。

四姉妹に三兄弟。いずれもヒノキが並んで生えている、または生えていたところだ。

切り株や面白い生え方の木々にも名前がつけられている。

納得のいくネーミングもそうでないものもある。

紅葉が始まる気配を感じたところで、売店が並ぶ広場に出た。ここでひと休みすることに。

阿里山名物は、高山茶のほかに山わさびにチアシードやバジルシードなどの健康食品、檜を使った工芸品、それに愛玉子オーギョーチーと呼ばれるゼリーみたいなもの。おが屑にみえる、木の実の表皮をひたすら水にもみ出すと固まるらしい。やってみたい!

阿里山は鄒ツォウ族の住む場所でもあり、頭目の店もありました。

広場の目の前には受鎮宮という派手な建物が。

ここに来て雨が激しくなってきたため、私たちは休憩を考えることにした。