オリジナル曲で勝負に挑む! NYのマヌーシュ・ジャズ・バンド"Anouman"の紹介映像

私はマヌーシュ・ジャズのスタンダード曲であるAnoumanが大好きなので、この"Introducing Anouman"というタイトルをみた時は、Anoumanという曲の知られざる謎解きでもしてくれるのかと思った。でも、実際はNYで活動するマヌーシュ・ジャズグループの名前だったようだ。
リーダーであるギタリスト、コラン・エイガンKoran Aganは、今まで出したアルバム4枚のうち3枚がジャンゴ・ラインハルトの楽曲を含んでおり、マヌーシュ・ジャズの基本を学べる本まで出版している。
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そんな生粋のマヌーシュ・ジャズファンが結成したAnoumanというグループは、ジャンゴ・ラインハルトのオリジナル曲を演奏せずに、自分たちの作った曲でマヌーシュ・ジャズを表現していこう、という意気込みを持つバンドらしい。メンバーはコラン以外にサックスのピーター・スパラチーノ、リズムギターのジョシュ・カイエJosh Kaye、そしてベース担当のエドゥアルド・ベロEduardo Belo (bass)の4名。たまに、シンガーのシリル・エイメーCyrille Aimeéとも共演することがあるようだ。

この動画に収録されているオリジナル曲がすべていい意味でジャンゴの精神を継承しているような気がして、思わず聴き入ってしまった。ぜひ聴いてみていただきたいと思う。