The Slanted Door@San Francisco。海を眺めながらおしゃれベトナム料理。


ベトナム料理が食べたい!」と叫んだら、友人がここに連れてきてくれた。エンバカデロEmbacaderoのフェリー・ビルディング内にあるモダンベトナミアン、The Slanted Doorだ。
全米屈指のモダンベトナム料理レストラン The Slanted Door/ザ・スランテッド・ドア 総合84点 | SF BiteBite!

予約せずに来てしまったので、1時間くらい待つことを覚悟していたが、なんとすんなり入れてしまった。というわけで、こちらに来るのは11時台がよさそうだ。

メニューを吟味して…

青パパイヤサラダと揚げ春巻、それに牛肉のフォーにした。

繊細なベトナム料理はとても美味で、窓の外からは海も見える最高のロケーションだった。このあたりは、はやりのレストランだらけなのだが、また来たいなぁ。

1年ぶりにLas Vegas。Michael Jackson "One" by Cirque du Soleil@Mandalay Bay Resort and Casinoを鑑賞

人に勧められるがままに、Michael Jackson"One"をみにいく。舞台には、手袋、靴、ステッキ…マイケルを象徴する小物がホログラムで表示されている。

開演するちょっと前から、パパラッチのような集団が集団になって写真を撮影しはじめる。なんとなく"Leave Me Alone"のPVを彷彿とさせるね。そして、なんだかオッカケような若者の集団が現れる。一瞬、態度がなっていない、失礼な観客が本当にいるのかと思ってしまった…。

基本的にはMTV世代に嬉しい、マイケルの代表的な曲とマイケル的ダンサーが次々にコラボしていくような内容。たとえば"Smooth Criminal"だったらあのぐっと傾く独特のダンスをダンサーが披露したり、"Thriller"だったらゾンビがたくさん出てきたり、"Bad"だったら、あの悪そうなかっこうしたダンサーたちが集団で踊ったり…。で、グルーピーはマイケルのアイテムを身につけることで、急に踊りができるようになったりする。まさにマイケルとサーカスの融合、といった感じだ。私はとくにマイケルのファンでもないが、結果的にマイケルの時代に生きた世代としては、使われてる曲をすべて知っているということに感動した。そして、プロのサーカスパフォーマーでも、やはりマイケルにダンスにはかなわないんだな、と思ったのもまた事実。だって、こちらの舞台は集団のアクロバティックとマイケルのBGMで勝負しているのに対し、マイケル・ジャクソンは、自分のダンスやパフォーマンスのみで観客を魅了したのだから。本当のマイケルファンはこの舞台、どう思ったかな。

あとになって、シルク・ドゥ・ソレイユによる舞台と知る。マイケル・ジャクソンのダンスというのは非常にアクロバティックだから、それこそサーカスで鍛えられた人でないと演じられないのかもしれない。

オーストラリアで開催されるマヌーシュ・ジャズの祭典"Ozmanouche Festival 2017"。今年のポスターが気になる。

オーストラリアのブリスベンで4日間にわたって行われるマヌーシュ・ジャズの祭典、"Ozmanouche Festival 2017"のことを知った。オズマヌーシュと読むのか、それとも「オージー」って発音するのか。いずれ、タイトルだけでオーストラリアのフェスだということはわかる。
イベント期間中は、ワークショップやマスタークラスはもちろんのこと、映画上映や夜通しジャムセッションができる場所などもあるらしい。2006年から開催されているということは、今年で12年目か。

ここ数年のポスターを比較してみたが、毎年まったくコンセプトが異なるのが面白い。
2015年。
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2016年。
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そして2017年を探してみたけれど、これだろうか。
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2017年は宣伝用の動画があり、これがなかなかセンスがよいので、ポスターもこのデザインだといいな、などと思うのだが。


この動画で演奏している、歌手のネル・グレコNell Grecoも、そしてギター2人とベースのトリオであるガッジョ・ギターズGadjo Guitarsもシドニー出身とのこと。とくに海外から有名ミュージシャンを招かなくてもフェスが成立するくらいだから、オーストラリア周辺にもマヌーシュ・ジャズミュージシャンとそのファンがけっこうたくさんいるのかもしれないなぁ。
http://www.ozmanouche.com/01_cms/details.asp?ID=207

麺処田ぶし高円寺本店のラーメン、好き。

30分の空き時間を狙って、田ぶしに駆け込んだ。新メニューも気になったが、久々なので、まずは定番を食べるのが良いだろう。本家田ぶしラーメンを。

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 変わらぬおいしさに、感動した。穂先メンマもたまごの半熟度合いも最高に良い。スープも全部飲めそうだったが、ここは半分を飲むにとどめた。

 

次こそは、他のを試したいなぁ。

八丈島紀行 Day 3 〜 (樫立地区)服部屋敷、樫立向里温泉「ふれあいの湯」


カーテンをあけていたばっかりにうっかり目覚めてしまい、そのまま朝日を眺めた。そしてふと振り返ると満月に近い形の月が。なんだか気持ちいい日だった。
さて、飛行機の最終便で今から帰るぞ、という日。どうしても見たいものがあって向かったのは「樫立」という地区だ。

★服部屋敷

江戸時代に「御船預かり」という、幕府の御用船を預かり運営する役目を果たしていた服部家の跡地だ。
この屋敷だけならなんということはないのだが(失礼)、ここで朝の10時から、八丈島郷土芸能であり、東京都無形民俗文化財として樫立踊りと八畳太鼓のパフォーマンスをみることができる。しかも、パフォーマンスをするのは樫立踊り保存会の方々だ。これは何としてでもみなければ、と屋敷に赴いた。

この屋敷に一番近いバス停から1分程度の場所にあるとはいえ、すでにバスが遅れている…というところで、私たちも遅れていった。お客さんは少数だったが、すでにパフォーマンスが始まっていた…こんなことになるなら、「バスで行きます」ということを事前に電話で伝えるんだったなぁ。


樫立踊りは、流人たちがもたらした各地の唄や踊りに盆踊りをつけたものらしい。だから色々な地域の唄をベースにした踊りがあるということか。踊り手さんがみなさん黄八丈の着物を着ているのも特徴的だ。八丈島オリジナルのものとしては「ショメ節」というものがある。八丈太鼓をきいて、樫立踊りの体験もして…とても楽しかった。この体験はもっと幅広い人にしてもらいたいな。

ちなみに、このパフォーマンス、土日と祝日は必ずやるらしいが、その他の日はお休みをする可能性もあるらしい。必ず電話で確認すべし。とくにバス移動の人は必ず…。

★むかしのとみじろう


昔の地元の商店をリノベーションして、カフェ兼「ぎょさん」販売店にしているところ。「ぎょさん」は、漁業従事者が履くサンダル、ということらしいが、今や島に幅広く普及しているものらしく、ぎょさんデコレーションを手掛ける店まであるとか。
服部屋敷から徒歩5分くらいか。パッションフルーツのソースをたっぷりかけたソフトクリームが美味しかった。

★ふれあいの湯


富次郎商店のあたりから徒歩10分くらいだったので、行ってみた。古びたお風呂だとばかり思っていたが、中は八丈島の杉やらヒノキを使っているらしく、浴槽も総ヒノキ。湯量も豊富で、とても気持ちがよいお湯だった。こちらの温泉には、控室に立派なマッサージチェアもあって、次のバスが来るまでのんびり過ごすことができる。

今回、車がつかえないと知った時はどうしようかと思ったが、時刻表を気にしながらバスで旅するのも楽しかった。タクシーの運転手さんやバスに乗り合わせた方々ともたくさん話ができて、色々な情報をいただいた。充実した旅だった。

八丈島紀行 〜 食べる楽しみ

八丈島で困ったことがあるとしたら、「お店はだいたい予約が必要」ということ。しかも、某人気店などは、何度かけてもそもそも電話がつながらない、というありさまだ。そんななか私がありつけたごはんはこんなところだ。

★麺's club 酒池肉林

連れの友人にが好き嫌いの激しいタイプで、でもそのくせ、現代風にアレンジされた居酒屋やレストランも拒むという状況につき、なかなか店選びには苦労した。そんななかで、「餃子が食べたい(なんでやねん!)」ということで訪れたのは、まさかのラーメン屋さん。八丈島に来たっていうのに…。
入り口を見た時は、場末のバーの居ぬき…という雰囲気で、一瞬入るのをためらった。しかも、入ってみれば餃子は売り切れ。
でもね、頼んだ醤油ラーメンはとっても美味しかった。帰りに私たちを宿に連れて帰ってくれたタクシーの運転手さんも、「このラーメン屋、なかなかおいしいよね」とのこと。地元でも評判のようだ。

★あそこ寿司
島寿司には定義が2つあり、地元の人は、島でとれた魚でつくった寿司を「島寿司」というらしい。そんなことすっかり忘れて「島寿司」を頼んだら、でてきたのは地元の魚を使ったお寿司であった…漬けのお寿司を食べたければ、要予約。これ、お忘れなく。
亭主は電話対応をきく限りではぶっきらぼうな言葉遣いだったが、実際は頑固そうでもやさしい方で、お寿司もとてもおいしかった。島の魚が具体的に何を指すのか、ちゃんと写真付きのボードも用意されているのもありがたい。
写真は、その場で握る島寿司の握り。しつこいが、漬けではない。これにマグロの手巻きも付いて、2,100円。賢い人は漬けを予約しておいて、折り詰めを取りに来ていた。それも賢い。でも、地元産トビウオのツミレと岩のり入りお吸い物は店内で食べる人の特権だ。かなり美味です。

★一休庵

これまた地元で人気らしいお蕎麦屋さん。明日葉が練りこまれたうどんやおそばが名物だが、トンカツもおいしいらしい。友人はとんかつカレーを食べていた。味見をしたが、クリスピーなトンカツでボリュームもあり、おいしかった。

私はド定番っぽい、明日葉のてんぷらとえび天がのったあたたかいうどんを。(本当は冷たいそばが一番名物だったみたい)。地元のダイバーさんらしき方は、このお店のトンカツと、野菜うどん?という湯麺のようなメニューを猛プッシュしていた。確かに美味しそうだ。店のランチ営業が14時半と、他のお店に比べてずばぬけて融通がきくところもポイントが高いと思う。

地元の焼酎もたくさん飲んでみたかったが、諸事情により「情け島」しか飲まなかった。でも癖がなくて飲みやすかったな。本当は「ジョナリー」が飲みたかったのだが、チャンスはなく。またどこかで出会いたいところ。

八丈島紀行 Day 2 〜 (末吉地区・三根地区)ポットホール、みはらしの湯、八丈島灯台、底土海水浴場

午前中のバスにのって、とりあえず一番遠い末吉地区に行ってから、ポットホールに行ってみた。地元の方曰く、「タクシーはその地区で予約したほうが安い」とのこと。したがって、末吉にいって末吉タクシーを使うことにした。

【末吉地区】
★みはらしの湯

たまたま女性用のお風呂がさらに見晴らしのよい方になっている日だった。途中から天気がわーっと晴れてきて、本当に美しかった。ここはいいねーいつまでも入っていたい、そんなお風呂だ。地元の方にも愛されているみたい。

湯上り後は畳のお部屋でテレビをみてお茶しながらダラダラ過ごすこともできる。


八丈島灯台

なかなか入っていくのに勇気がいる藪の中にある。あまり管理されていないのだろうか。というか無人なのかしら。


ポットホール

みはらしの湯で地元のタクシーを呼んでいただき、ポットホールへ。三原山ふもとの林道をかなり上っていった中腹にある。特定の溶岩、水量、土地の傾斜、滝などといった諸要素がうまくからみあった結果、一枚岩の傾斜のところで石がたまって穴をあけ、それがポットホールとなるらしい。この地域にはポットホールがたくさんあるが、とくに有名な巨大ポットホールは現在橋を工事しているとかで、近くまで立ち寄ることはできなかったが、写真撮影を趣味とする人なら、この不思議な水流が発生する岩でよい写真を撮りたいと思うだろうな。
私たちは、そのエリアのマイナスイオンをたっぷり吸って、帰ってきた。みはらしの湯~ポットホール(立ち寄り)~最寄りのバス停で、7,000円しないくらいだった記憶がある。

【三根地区】
底土海水浴場

9月上旬でも、まだ海の家があり、シュノーケルやダイビングを楽しむお客さんがたくさんいた。ここは島で唯一の人工砂浜があるところらしい。いわれてみればどこの海辺もゴツゴツの岩場になっているものね。こちらの浜辺は、少しの砂場と、階段状に護岸されたところにもゴムが貼ってあって、楽に海に入れそうだ。もっとも、海に入らなくても、夕方の少し風が吹くなか、白い泡を立てて寄せてくる波をぼーっと眺めるは、八丈島での良い過ごし方だと思う。

帰りは、かつて栄えただろうリゾートホテルの跡地を眺めながらてくてく歩くと、急におもしろい看板が現れたり、空港にも入っているお土産物屋さんの本店「民藝あき」もある。


どうしても、HachijojimaをHachiojiと空目してしまう私。