北京-スーパーアイテムが楽しい

外国のスーパーに行くと、並んでいるものすべてが物珍しく、お洒落にみえる。グローバルブランドでも、製品名が英語以外の言語でも書かれていたり、成分がその国にカスタマイズされたりしていて、楽しい。勢い、外国のスーパーでは、ジャンクな買い物をたくさんしてしまうことになる。

今回の北京旅でのスーパー行脚で、私の心を捉えたアイテムは、以下のとおり。グローバルブランドなのに、中国の香りが漂っている魅力的なものばかりだ。
1)Lipton(立頓)の美容によさそうなお茶シリーズ-15元

2)Doublemintブランドのジャスミン茶味ミントタブレット(薄荷糖)-9元
3)Colgate(高露潔)の、中国の成分が入った歯磨き粉-4元

一方、私が唯一食指が動かなかったのが、男女の下着である。

下着モデルがすべてアジア系でないのは、生々しさを避けるためか。まさか、お洒落であることの訴求ではないだろう。
男性用下着は、3XLというサイズだけ、なぜか体格のよい男性が着衣のまま写真におさまっている。パンツ一丁の姿の提示を遠慮したのだろうか。女性下着は、「誘惑」などという文字がパッケージに入っているが、いやいや、その下着じゃ誘惑はできまい。色気があるとしたら、むしろ胸を手がかくしているその姿だろう。なんとなく、洒落でも買う気が起らず、店を後にしたのであった。

これらの下着も、いつかはもう少しお洒落になってしまうのだろうが、それではあまりにも残念だ。もう少しこのままでいてほしいと思ってしまう。