ジャンゴ・ラインハルト生誕百周年を記念して、今年1月23日にシャトレ座で行われたライブ"Hommage a Django Reinhardt au Theatre du Chatelet"がやっとFRANCE 2で放送されたようだ。見つけたのは今日だけれど、放映は10月25日のこと。FRANCE 2よ、なぜ半年以上も放映を先送りにしたのだ！
その一部の映像を見つけた。まずはこれ。
Découvrez Concert hommage à Django Reinhardt le 25 octobre sur France 2 sur Culturebox !
ちょうど、ベストアルバム"Le Meilleur De Sanseverino"を出したばかりのSanseverinoと、Herve Legeay（エルヴェ・レジェ)、Christian Séguret（クリスチャン・セギュレ）、Christophe Cravero（クリストフ・クラヴェロ）、Gipi Cremoni（ジピ・クレモニ…これはたぶん、Giovanni Pietro Cremoniのこと？）の5人で、サンセヴェリーノの曲 "Tu n'en as plus rien à foutre de moi"をやっている映像だ。Sanseverino - Site Officiel
リズムギターのクリスチャン以外のメンバーは、一昨年の来日メンバーと同じだね。
もうひとつが、こちら。
メンバーは、向かって左から、Elios Ferré（エリオス・フェレ）、Mathieu Chatelain（マシュー・シャトラン）、Romane（ロマーヌ）、Boulou Ferré（ブールー・フェレ）による、フランス国歌"La Marseillaise"。なかなかいい感じ。
さらには、Romaneの息子、Richard Manetti（リシャール・マネッティ）と1989年生まれの若手バイオリニスト、Fiona Monbet（フィオナ・モンベ）を中心としたグループによる"Swing 42"。これは、冒頭部分のアレンジが好き。
"Swing 48"もある。こちらは、マネッティの横にはジャンゴのひ孫にあたるLevis-Adel Reinhardt（レヴィ-アデル・ラインハルト）と、将来の才能を予感させる12歳のマヌーシュギタリスト、Swann Berger（スワン・ベルジェール）、そしてベースのMarc-Michel Le Bevillon（マルク-ミシェル・ル・ブビヨン） の演奏だ。マジメそうなアナウンサーの質問にクールに応じるスワン、そしてレヴィに圧倒される…。
David ReinhardtやAngero Debarreなども出演していたようなので、いずれ映像が見付かるかな？ 極東の島国でマヌーシュ・ジャズに飢えている者にとっては本当にありがたいアップロードだ。
