東北地方太平洋沖地震にまつわる、素敵な試み

とくにEU圏では、今回の東北地方太平洋沖地震についての報道が連日行われているらしい。フランスでは、津波、そして原発関連ニュースがトップ扱いとか。というわけで、私の元には連日、心配をしてくれた友人たちが、Facebookやチャット、Skype、SMS経由でたくさんのメッセージをくれる。なかには、「ブリュッセルにおいで」「ストラスブールには避難場所がある」という具合に国外脱出を進めてくれる友人も。普段音沙汰もないような人が、留守電にメッセージを入れてくれていたり、大丈夫だと伝えてもなお、何度も無事を確認してくれたり、ささいなことが嬉しい。この嬉しさを大切に、友人が困った時には声や言葉をかけられる人になりたい。
さて、私はだいぶ余震にも慣れ、通勤をしながら、暮らしをできるだけはやく日常に戻そうとしている。今日は念願叶っていつも混んでいる油そばを食べたりした。ささいな心がけだが、日本にとって、被災地にとって、大切なことなのではないかと思っているのだ。最近、近所のスーパーから食糧やらカイロやら電池が消えているが、幸い私は家にあるものや代替品で過ごしていけそう。これを機に、既存品でどうにかやっていこうという気持ちだ。
そうそう、私の友人たちが、まずは自分たちにできることを…ということで、東北地方太平洋沖地震の必要情報まとめサイトを作り上げた。素敵な試み。ご活用いただけたら幸いです。
東北地方太平洋沖地震なんでも情報サイト◆
http://bit.ly/f3yx0h

なお、この映像を観て、じんわりとあたたかい気持ちになった。救出されたばかりなのに、疲れをみじんもみせず、素敵な笑顔、素敵なメッセージ。元気がでます。