チャーリー・ラウズCharlie Rouse "Merci Mon Dieu"

最近、"TSF JAZZ"のiPhoneアプリを本格稼働させている。だいたいこれをかけっぱなしにしていると、たぶんフランスで今放送中のラジオ番組がそのまま聴けるのだ。こちらの朝は向こうの夜…というわけで、音楽のチョイスはときに東京の気分に違うこともあるが、まあよかろう。
というわけで、今朝からこのラジオ曲を聴いていたら、急に、フランス語のような会話がきこえてきた。でも、何か違う。これはクレオールの言葉かも…と考えていたら、始まったのがこの曲だった。

チャーリー・ラウズCharlie Rouseも"Merci Mon Dieu"も初めて知ったが、何ともプリミティブな感じが気になるので調べたら、このアルバム"Bossa Nova Bacchanal"に収録されているらしいことがわかった。

やけにラテンというかブラジルな収録曲で、ギターはKenny Burrellだって。チャーリー・ラウズは、セロニアス・モンクとは10年以上も共演歴がある、アメリカは東海岸出身のテナーサクソフォニストらしい。Merci Bon Dieuは、Frantz Casseusというハイチ出身の作曲家による作品だし、マルチニークをタイトルにした曲などもあったので、てっきりフランス人だとばかり思っていた。