ブロードウェイのダニー・ローズ

ブロードウェイのダニー・ローズ [DVD]

1985年、Woody Allen監督、米、Broadway Danny Rose

コメディアンたちの噂話からはじまったという体で繰り広げられる、芸人マネージャーであるダニー・ローズ（これがWoody Allenの演じている役柄）と、イタリア系の歌手で、ダニーがマネジメントを務める歌手ルーの愛人であるミア・ファロー演じるティナとの出会いを描く、ラブコメ。モノトーンで撮られているので、てっきり60年代くらいの映画かと思った…。
「ウディ・アレンのバナナ」や「アニー・ホール」あたりに比べると皮肉が込められている台詞は大幅に少ない印象だ。むしろ、ルーをはじめ、グラスハープ奏者やらバルーンパフォーマー、小鳥を使った芸をする男などの、ダニーとのコミュニケーションをみるにつけ、「きっとこういうワガママいうだろうなミュージシャンって」と妙に共感を覚えてしまった。
こちらは、ダニーが率いる数々のパフォーマーたち。

あと、この映画をみると確実に忘れられない音楽がある。

Nick Apollo Forteの"Agita"というのか。字幕ではなんとか虫と出ていたような気がしたが、違うのかな。とにかく印象的で、頭から離れません。