(Chiaing Mai 2024)チェンマイで行くべきカフェ 7 選

旅が終わってから知ったのだが、チェンマイは「ノマドワーカーの聖地」と呼ばれているらしい。その理由として、物価の安さ、治安の良さ、Wi-Fiインフラが提供されている、ノマドワーカーのコミュニティがある、などが挙げられるが、「働くスペース、カフェが多い」ということも挙げられるのではないか。こちらの記事によれば、2024年12月現在で、その数は541もあるとか。スタバなどの大手チェーンを除いても、約500くらいの独立系カフェが存在するということだ。すごいな。
List Of Coffee shops in Chiang Mai

今回は、同行した友人とともに1日2件ペースでカフェに行ったので、こちらに記録をしておこうと思う。

Twenty Mar








チェンマイの中心地、Phra Pokkao通りにある小さなカフェ。優しそうな男性と女性がサーブしてくれる。レコードプレイヤーもあって、音楽にもこだわりがあることが想像できる。インスタによると8:00 - 18:00の開店とのことだが、昼休みがあるようなので注意。お店が小さすぎて12名ほどで満席になってしまうので、朝一番、あるいは昼休み明けのような「良き」タイミングで入店するのが、並ばずに入店する鍵かもしれない。中目黒にありそうな、素敵なお店です。

https://maps.app.goo.gl/S4NX4tEXQk1mPRzL9

AKHA AMA Phrasingh (アカ・アマ・プラシン)


地元のアカ族コミュニティが運営するコーヒーショップの、チェンマイ旧市街店。チェンマイの有名なお寺、ワットプラシンの目の前にあり、いつもツーリストやノマドワーカーらしき人たちで大混雑ではあったが、お店は吹き抜け二階建て構造で天井が高く席も多いので混雑は気にならない。お値段もリーゾナブルなので、つい通ってしまった。ちなみにAkha Ama coffeeというのもターニン市場近くにあるので、自分が拠点にしている場所に近いカフェを選ぶとよい。





こちらのカフェ、神楽坂にも支店があるそうなので、帰国後行かなければなぁと思っているところだ。
akhaama.jp

ROAST8RY coffee Flagship store(ロースタリーコーヒー旗艦店)




世界のラテアートコンテストで優勝したバリスタがいるらしいお店。日本語を使った看板が目を引く。私が行った時は、外も中も大混雑で2階は開けておらず、しかもトイレは一つだけ。席同士もあまりスペースはなく、強気のお値段の割に、落ち着きは得られなかった。ただ、器のこだわりやラテアートはさすがのクオリティなので、ラテアートを楽しむならここが良い。

Mountain Coffee by Noi

2005年設立、街中なのにまるで森の中のようなスペースのこのカフェは、地元の山で栽培した有機アラビカ豆を自家焙煎して使うことにこだわったお店だ。朝から長期滞在者がコーヒー飲みながらおしゃべりしているようなところなので、ブラックのまま楽しみたい人におすすめだ。
https://maps.app.goo.gl/zhpeo2qJG7EWEiaw5


Brewginning Cafe (ブリューギニング カフェ)

2019年あたりに設立(2024年12月に5周年イベントをやっている、ということはそういうことだよね?)、旧市街とワローロット市場を結ぶチャンモイ通りにある有名カフェ。私が行った時は、店内の広い方のスペースは開放されてなかったため、道沿いのスペースで飲むしかなかった。お向かいに籐やカゴバッグなどの専門店Honey Rattanが並んでいるのだが、それが映えるせいなのか、コーヒーとともに写真撮影をする観光客多数…落ち着かない。

コーヒーは100バーツくらいからあり、お手頃価格なのは良い。最近チェンマイあるいはタイで流行っているらしいコールドブリューと柑橘の組み合わせを試したところ、最高だった。少し炭酸ガスも入っており爽やか。長い散歩の後の良いリフレッシュができた。




カゴバッグ屋さんエリアについてはは、こちらの記事に詳しくあります。
https://www.tour.ne.jp/w_review/CNX/shopping/spot/1324272/

Ministry Of Roasters(ミニストリー・オブ・ロースターズ)

こちらもチャンモイ通りのお店。建築を学んだ2人の創業者が設立したブランドということもあり、広くてデザインへのこだわりがみえる店内では、コーヒー豆を学ぶレッスンなんかもあるみたい。豆だけでなくグッズや、コーヒーメーカー、フィルターなどの道具もたくさん扱っていた。
焙煎度を数値化して測定するAgtronという業界のスケール以外にも彼らが作った独自のコーヒー分類システムというのがあって、こちらをベースに最適の味を選ぶことができる、ということらしい。こちらの記事のその説明がされていた。

People(S) - ラオス産豆使用、スパイシーでセイボリーな味わい
Official(B) - ブラジル産豆使用、バランスの取れた甘み
Director class(B) - バランスの取れた甘み
Palad coffee(C) - チェンライ産豆使用、フルーティーな味わい
Akantuka (F&C&B) - コロンビア、ブラジル、エチオピア産豆のブレンド
Minister class(F) - エチオピア産アナエロビック製法豆使用




地元の豆にこだわらず、彼らの基準を雰囲気ではなく理系的に分析し紹介している感じがある。バンコクにもお店のある実力派がカフェの都で勝負しにきた感じかもしれないな。バンコクのお店は、タイBLドラマ「2gether」の撮影が行われた場所でもあるらしいので気になる。確かにカフェのシーンがよく出てきた。
www.thailandtravel.or.jp


Single Origin Store Tha Pae(シングル・オリジン・ストア・ターぺー)

チェンマイには2店舗あるSingle Origin Storeだが、こちらはターぺー門のほぼ目の前にあるショップだけに、テラスも店内も激混みだった。ガラス張りのお店でいい感じなのだが、人が多すぎて嫌だなぁと思っていたが、ここのアイスコーヒー...Yuzu Cold Brewという、ブラックコーヒー✖️柑橘系の飲み物が美味しくって感動した。飲み物には小さなお花がトッピングされていてそれだけでテンションが上がる。
なおこちらのグループは、タイのコーヒー農家の発展とコーヒー文化の普及を目指すプロジェクト"Coffee Passion"というのを実行しており、定期的にタイの各産地のシングルオリジンコーヒーや蜂蜜などの副産物を提供するとともに、コーヒーについての詳細情報(産地、加工方法、農園の成功話など)を消費者に伝える活動を2018年から行なっているらしい。店名に恥じない活動を続けているのは好感度が高い。
www.trip.com