今年のジャンゴ・フェスの出演グループ一覧で気になっていたのが、この、サモワ・フィルム・オーケストラだった。何でも、毎年このジャンゴフェスに参加している常連、7カ国11名ミュージシャンで構成されているバンドということだ。もともとは、UK在住のギタリストBar Zalelが、映画のサントラを録音するということで、サモワの常連を英国に集めたのが成り立ちだったときいたが、結果アルバムを1枚作ってしまった、らしい。レコーディング風景を記録した映像はこちら。
Bar Zalelのオリジナル曲で成り立つアルバム"Indians"が発売されたのは、2012年11月のこと。それから半年で、フェスの演奏者として呼ばれるのだから、大したスピード出世だといえるだろう。
バンド紹介の映像だけをみると、へなちょこに見えなくもないのだが、メンバーには自分がリーダーでバンドをしている人もいある。
以下が、アルバムに名を連ねている人々。YouTubeのコメント部分からコピーしました。バスクラリネットなども入っているせいか、音に深みがあってなかなか良い。
Steve Aston (UK) / rhythm guitarist
Max Baggerman (NL) / rhythm guitarist
Corentin Giniaux (FR) / clarinet & bass clarinet
Remi Harris (UK) / lead guitarist
Matt Holborn (UK) / violin
Stian Vagen Nilsen (NO) / lead guitarist
Benjamin Salmon (UK) / rhythm guitarist
James Byron Twyford (AUS / FR) / double bass
Xavier Vayre (FR) / lead guitarist
Machiel Willemsen (NL) / double bass
Bar Zalel (ISR / FR) / lead guitarist, composer and producer
さあ、彼らは大物になるか? 見守っていようと思う。
ところで、肝心のフィルム、つまり、サウンドトラックの話は結局どうなったのだろうか…。