今年5月はじめにニューアルバム "Crazy Rhythm"を発売したばかりの、フランスはリヨンを中心に活躍するマヌーシュ・ジャズグループ、ミノール・シングMinor Sing。メンバーにレ・ドワ・ドゥ・ロムLes Doigts de l'Hommeのヤニック・アルコセルYannick Alcocerが入っていることもあり、注目している。LDDLHと同様ソーシャルを使った情報拡散も上手で、こちらのブログでも先日クラウドファンディングの手法で資金集めをしたニューアルバムの話をしたばかりだ。asquita.hatenablog.jp
そんな彼らのうち、ヤニックともう一人のギタリスト、ローラン・ヴィンセンツァLaurent Vincenzaがデュオ演奏をしている動画を見つけた。どうやら、フランスのギター職人アントワーヌ・プラベルAntoine Prabel氏のギター宣伝用の動画みたいだが、これがなかなかよい。選曲も"アルフォンシーナと海Alfonsina y el mar" というアルゼンチン、フォルクローレの名曲で、ギターの腕前がわかるというもの。素晴らしい演奏だ。
アントワーヌ氏は地元リヨンのあたりに工房を持つギター職人らしい。ミノール・シングはつくづく地元密着型なのだなぁと思った。
Antoine Prabel Lutherie