マネー・ボール

期待の高い新人野球選手だったのに活躍できなかったビリー・ビーンが、アスレチックスのGMに就任し、安い値段で本当に地味だが優秀な選手を買い集め、チームを勝利に導く話だ。野球のことはよくわからないけれども、「選手の将来性には期待しないので、高校生ルーキーには投資しない」「初球から打つ選手はダメ」「体格やスター性は観ずに、データだけを信頼する」といった鉄則が理解できる。
久々に読んだけれども、ビリーの手腕に気分がよくなった。自身の身の振り方に対する考え方まで、とにかくお見事です。

マネー・ボール (RHブックス・プラス)

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