そろそろ恒例行事? マヌーシュ・ジャズでクリスマス。Jazz Manouche de Noël

フランスのアルザス地域といえばクリスマス市などが有名な印象があるのだが、オ・ラン県のゾウルツSoultzという街の情報資料館では昨年からクリスマスコンサートが行われていたようだ。
田舎町の公共施設ライブなんてどうせ大したことないだろう…と侮るなかれ。出演者を確認すると、昨年はあのギタリスト、ヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerと、ル・シノワLe Chinoisと呼ばれるギタリスト、本名セバスチャン・コフマンSébastien Kauffmannが出演しているというのだ。
LE CHINOISはアルザスではよくジャズフェスのプログラムに名を連ねているギタリストなのだが、プロフィールをみたところ、12歳でギターを始め、その2年後にヨルギと出会ったことでギタリストとして生きていくことを決めたという。ル・シノワというのはヨルギの命名であり、2005年から名乗っているとか。
こちらもヨルギとル・シノワの共演映像。いい雰囲気である。

今年のクリスマスライブは12月13日に開催されており、出演者はル・シノワのグループとのこと。来年2016年春には初のソロアルバムをリリースするというル・シノワは今後アルザス以外でも活動がみられるかもしれないなぁ…。