インド、2018年、Meghna Gulzar監督
ストーリーは、新米のインド兵士たちに対する訓示のような形で展開する。インドとパキスタンの戦争が激しかった当時、シークレットサービス要員として人生を犠牲にした女性がいた…と。
時代は1971年、ちょうど第三次インド・パキスタン戦争が行われていた時だ。
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パキスタンの諜報機関でインドのために働いていた男が肺がんを患っていた。余命僅かしか残っていない男は、(どうやら父親もインドのために諜報機関にいたようだ)、娘のSehmatにインドのために働く家族の意思を継がせようと、彼女をエージェントに仕立て上げ、長い間友情で結ばれてきたパキスタンの軍人の男Brigadier Syedの息子で軍人のIqbal に嫁がせることにする…。Sehmatは20歳の普通の大学生だが、エージェントになるためのあらゆる訓練が始まる…。
Sehmat Khanを演じているのは、アーリア・バットAlia Bhatt。今までみた映画は、明るくてちょっとドジな女の子、みたいな感じの役柄ばかりだったので、スパイ役の彼女は別の意味でもハラハラする。危機一髪を乗り越えるたびに普通の女の子の顔をみせるSehmatが切ない。そして…無事にミッションを果たしたところで、普通の人は幸せにはなれないのだ…。