La Vie Django(ジャンゴの生涯)…TV Mezzoのドキュメンタリー番組


あるロシア語サイトで、ジャンゴのドキュメンタリー情報を見つけた。Olivier Kowalski(オリヴィエ・コワルスキ)という人が監督した60分ものの作品で、Mezzoというジャズやオペラを専門的に放映するテレビ局において今年放映されたものだ。
LA VIE DJANGO | mezzo.tv

内容説明を観るにつけ、これはどうやら、"Django 100"に関するドキュメンタリーらしい。このユニットのCDは私も気に入って今年の頭聴きまくっていたっけ。
Django 100
http://d.hatena.ne.jp/asquita/20100127/1264601324

100人のギタリストを率いて全国ツアーを行ったこのイベントを取材しながら、メンバーの暮らしぶりやら、マヌーシュジャズの世界、それを牽引するリーダーたち(タイトルロールには、Romane ,Tchavolo Schmitt,Angelo Debarre, Boulou & Elios Ferreの名前が刻まれているようだ)の考え方、ジプシー(gens du voyage)の暮らしぶりやジャンゴとの関係性を表現したとか。ジャンゴの生涯を紹介するために、古い映像もふんだんに使われているらしい。1時間でそんな豪華な内容をどうまとめたのか、ちょっと興味があるところ。

久々にDjango 100のライブ映像を観てみた。改めて、メンバーの豪華さにため息が出る。

そして、このドキュメンタリーの一部とみられる映像を見つけた。Silvius Leopold Weiss "Fantaisie"を弾くブールー・フェレ。話中のどういう流れでこの曲のソロを弾いているのかよくわからないが、グレゴリオ聖歌を彷彿とさせる、美しい曲だと思った。

Django 100のライブ映像、YouTubeの中にたくさんある。開催場所によって編成や100人の並び方が微妙に違ったりするので、そんな違いを見つけるのもまた楽しいかも。