東京Jazz DAY 2 @東京国際フォーラム Yotam Sliberstein Trio

まだイスラエルジャズがここまでもてはやされていなかった、あるいは、私がそんなにその存在に気が付いていなかった頃、というのが正しいかな、Fresh Sound New talentからリリースされたこのアルバム"The arrival"が大好きになった。
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リリースは2004年、これがたぶんYotam Silbersteinのデビューアルバムではなかろうか。当時のトリオのメンバーだった、Gilad Abro(Bass), Doron Tirosh(Ds)も含め、8割方自分たちのオリジナル曲で占められた、強気な収録曲のアルバムだった。でも、その後の活躍をトラックすることも、偶然出会うこともないまま、10年近く後になって東京ジャズのプログラムで名前を見付けた喜びといったら!
今回は本気でYotamを観にいった。
メンバーはYotam Silberstain(g), Barak Mori (b), Amir Bresler(Ds)の3名。期待どおりの素晴らしい演奏だった。あとでじっくり調べてみようと思うが、たしかオリジナル曲で、イスラエルにマクドナルドがなかったころ、ファストフードとして存在したマックなんちゃら、という店の名前をタイトルにした曲を演奏していたと思うが、それが結構よかったなぁ。ほんの数曲でも十分満足した。今日あたり、静岡市のライフタイム、というお店でライブらしい。仕事がなければ飛んでいきたいところ!

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東京ジャズの会場は屋台村みたいに各国料理が並んでおり、大盛況であった。ヤマハが、楽器を自由に触れるブースを設けていたり、ジャズライブのパブリックビューなんかもあった。これを機に、ますますジャズの魅力に気がつく人が増えて、盛り上がってほしい。
ところで、今年は東京ジャズって後日NHKか何かで中継でもするのだろうか。「撮影するな」コールが今までで一番すごくて、少し驚いた。演奏中の動画や写真は仕方がないとしても、その場の雰囲気写真くらい撮らせて、ソーシャルメディアで拡散でもさせればいいのに、なんて思った。その方が、PR戦略的には有効なのではないかしら。
こちら、初めて見たDJどーもくん。かわいいです。
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