Dominique Cravicのジャンゴアルバム

ドミニク・クラヴィックDominique Cravicといえば、アンリ・サルヴァドールの専属ギタリストというよりは、プリミティフ・ドゥ・フュチュールLes Primitifs du Futurのリーダーであり、ひねりのあるミュゼットを演奏する人という印象があるのだが、その彼がまさかにマヌーシュ・ジャズアルバムとは。
いや、まさかの、ってほど意外性はないか。同じ系統だものね。ふつうのジャンゴアルバムよりは、ギターよりアコーディオンの音が勝っているアレンジが多かったり、ボーカルものが入っている点が、このグループらしさであり、もともとミュゼット・アコーディオン奏者の伴奏ギタリストだったジャンゴのリアリティなのかもしれない。ジャンゴが初録音した時期にあわせて時系列で曲が収録されているのも、なかなか珍しいのではないかと思う。
アマゾンのWebサイトで、すべて試聴ができます。

パリ・ミュゼット・スペシャル~ジャンゴを巡る素敵な旅~

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