ジャンゴ・ラインハルトのひ孫といえば、Levis-Adel Reinhardt(レヴィ-アデル・ラインハルト)が思い浮かぶだろう。その出自はもちろん、若くして才能を発揮したことから注目を浴びていた。
すっかり大人になり垢抜けたジャンゴ・ラインハルトゆかりのギタリスト、Levis-Adel Reinhardt - 空間Annex
こちらは昨年のサモワのジャンゴフェスの様子だ。ジェレミー・アランジェールJérémy Arrangerやアドリアン・モワニャール Adrien Moignardとともにセッションで演奏しているのは、"Birds and the Bees"。マヌーシュ・ジャズにはこだわることなく、ミュージシャンとしては活動しているようだ。
さて、ジャンゴのひ孫として活躍する、もう一人のギタリストを発見した。Simba Baumgartner。シンバ・ボムガルトネール、以下の動画で水色のシャツを着用している青年だ。
フランス、パリはカルティエ・ラタンにある、マヌーシュ・ジャズアーティストがよく出演するジャズクラブ、MONK - la Taverne de Clunyにもよく出演している様子。(いつからMONKが付くようになったのだろうか)。
最近は、ニューヨークで Stephane Wrembel Bandと共演をしたようだ。
きっと今年のサモワのジャンゴフェスにも出演することだろう。
ジャンゴ・ラインハルトの血をひく者がマヌーシュ・ジャズの演奏者として活躍することのプレッシャーやいかばかりか…。どうぞその好奇の目にひるむことなく、音楽をきわめていってほしいものだ。