ジャンゴに励まされて、指を失ってもギターを続けたギタリストの物語" Who needs fingers?"

ブラックサバスノメンバー、トニー・アイオミTony Iommi。右手の中指と薬指を工場での鉄板プレス作業の中で失ったらしい。じゃかじゃかやるだけだから右手でよかったね、と思うなかれ。トニーは左利きのギタリストであり、左利きのギタリストにとっては、弦を押さえる右手が大切なのだ。
「もうギタリストとして活動できないかもしれない」と落ち込んだトニーを、工場の上司は3本指になってもなお独自のスタイルを築き上げた巨匠ジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardtを例に出して励ましたらしい。
トニーはギターにも演奏方法にも工夫を凝らして、見事ギタリストとして成功した。
ローリングストーン誌の2011年 100 Greatest Guitaristランキングで25位と、その実力は世界も認めるところである。www.rollingstone.com

ロックに詳しい人にはすでに有名な話なのだろうが、この記事と動画でジャンゴに勇気づけられたギタリストがいたことを知った次第だ。www.rollingstone.com