今回の高雄旅は、直行ではなく台北経由で行った。台北に到着してすぐ、台北駅に向かい、台湾高速鉄道にて終点の左営駅へ向かう。チケット代は往復で3,000元くらいだっただろうか。
ホテルは「85 スカイタワーホテル」が王道だとは思ったが、街歩きをしたかったので「美麗島駅」に近い「ホテル・デュアHotel Dua」にした。朝食バイキングも含めて満足いく内容でした。ホテルの部屋が広くて感激。
ホテルが配布してくれる高雄の日本語マップはわかりやすくて便利だった。入手必須。
昨年はお茶しに行った春水堂に、今回はランチをしに行った。
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牛筋入りの麺、功夫麺という乾麺、干豆腐(にパクチーの別皿追加)、えびシューマイ、コンデンスミルク付き揚げパン(正式名称を忘れてしまった)。飲み物はタピオカミルクティと、レモン緑茶+愛玉子をオーダー。私は普段は汁麺が好きだが、功夫麺の方が美味しかった。干し豆腐はこのお店のオススメなようだが、豆腐は生っぽくて麻婆豆腐のような印象があった。パクチーやねぎがたっぷり載っているのは薬味好きにうれしい。飲み物はMサイズにしたらジョッキで出てきた…これはちょっと量が多い…というか、タピオカやらゼリーのような中の具の割合が薄まってしまう。Sサイズで十分だな。
なおこの店舗、松山文創園区の誠品デパート「誠品生活松菸店」の3Fにある。下を見下ろすと、松山文創園区の大広場がよく見えて、楽しい。アートを前にセルフィーを楽しんでいる学生たちをほほえましく眺めてしまった。
高雄のMRT美麗島駅にやってきた。日本人の建築家、高松伸がデザインした、なかなか豪華なデザインの駅で、駅構内の柱やイタリア人デザイナーによるステンドグラスのインパクトが記憶に残る。
この駅の9番出口を出たところに観光夜市「六合夜市」があった。本当は「大圓環」という鴨そばが有名らしいお店に行こうとしたのだが、20時の段階でお店が閉まってしまったので、仕方なく食べものを求めてさまよったのだった。
ここで見つけたのが、「方記」という屋台の水餃子だ。お店の前では人でごった返しており、屋台の前のカウンターでは店員さんたちがひたすら皮をうすく伸ばして肉の餡を詰めている。
ここで食べようかどうか…迷っていたら、テイクアウトをしようとしていた地元のおじさんが食べ方を説明してくれたので、何となく食べてみることにした。
こちらは値段リスト。一人最少10コは頼め、ということなので、とりあえず2人で20コを頼んでみることにした。あとは酸辣湯も有名そうなので、こちらも1杯オーダーすることに。ラー油、黒酢、醤油などでつけだれを作って…待っていたら5分くらいで出てきた。あまり期待していなかったし量の多さに躊躇したのだが、皮が薄くてつるっと食べられる。美味しい!
…ビールでも持ってくるんだった(笑)。
デザートはやはり夜市にあった愛玉子(オウギョウチ)のレモンシロップ添え。後ろにあるツブツブが原材料の種で、これを水の中で揉んでから冷やすとゼリー状になるらしい。
また高雄に来たら、以下の情報を頼ってみようと思う。
www.taipeinavi.com
空腹に耐えかねて、春蘭割包に台湾式バーガーを食べに行った。肉まんなどにつかわれる白いふわふわの皮に豚の角煮などが挟まっている印象だ。行列ができているところで、期待も高まる。
どうやら「ベジタリアン」「脂っこい肉」「赤身」「全部入り」の4種類みたいだ。わからないときは全部入りに限る!
お店の方は、白い皮を切り開いて、そこにミソ?を塗り、高菜のようなものや肉類をはさんでバーガーを完成させた。サイドの飲み物も何やら健康そうなものを選択。店の奥にある冷蔵庫から勝手に持ち出していいみたい。
見かけはそんなによくないのだが、味は…なにこれおいしい! パクチーとピーナッツの粉がいいアクセントになっている。肉もいうほど脂っこくないぞ。感動してぺろりと平らげた。
地元の人は持ち帰りにしている人が多かった。でも、店頭で食べるとほんのりあたたかくてさらにおいしく食べられる気がする。これはまたぜひ行きたいなぁ。
Jazz à la Villetteという、フランスのパリ19区で毎年8月末に行われるジャズフェスのポスターのセンスの良さにうっとりしていたら、このバンドを見つけた。Go Go Penguin(ゴーゴーペンギン)。名前のインパクトがあって記憶にひっかかっていたが、せっかくなので調べてみることにした。
2009年結成、英マンチェスター出身の20代の若手で構成されたピアノトリオで、E.S.T. (Esbjörn Svensson Trio)と比較されたり再来と言われることがおおいみたいだ。現在のメンバーは、クリス・アイリングワースChris Illingworth(p)、ニック・ブラッカNick Blacka(b)、そしてロブ・ターナーRob Turner(ds)。ジャズをベースにラフマニノフ、ドビュッシー、ジョン・ケージなどといったクラシック、現代音楽等を取り入れ生演奏するというスタイルが人気となり、ブルーノートレーベルに移籍。今年の4月上旬にはブルーノート東京でもライブをやったらしい。
なるほど。少なくとも昔からあるピアノトリオの音ではない。新しくてカッコイイ。
この音を聴いていると、NYで活躍するキーボード奏者、BIGYUKIを思い出す。こちらは、ジャズとヒップホップの融合ということでご活躍のようだが、5月15日には日本でもアルバム"Greek Fire"が発売されるとか。
www.universal-music.co.jp
もうみんな耳が肥えすぎてしまって、予想外の新しい音を常に求めているのだろうか。
"Django Memorial Augsburg"が今年も開催するということで、過去の映像をなんとはなしに眺めていたいたら、昨年のThe Rosenberg Trioのライブ映像を発見した。このトリオには必ずしもストーケロStocheloがいるとは限らないのだが、今回のメンバーをみてみると、ストーケロの代わりに、末の弟であるモーゼス ローゼンバーグMozes Rosenbergがリードギターを務めている。ベースはいつものサニ・ヴァン・ミュレンSani van Mullemだ。そして今回のリズムギターにいるのが、ジョニー・ローゼンバーグJohnny Rosenbergである。ギタリストだけでなくシンガーとしても定評がある人物だ。
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この時のライブでも、リズムギターにとどまらず、さわやかな歌声を披露している。
ジョニーについては、かつて、ストーケロを含むThe Rosenberg Trioにfeaturing Johnny Rosenbergという形で登場しているのを観たことがあるが、いつの間にかRosenberg Trioに組み込まれるようになったのかな。
The Rosenberg Trioのメンバー構成がこんなにフレキシブルなんだったら、グループとして一生安泰だと思った。なぜなら、ローゼンバーグ一族の中には素晴らしいミュージシャンがまだまだいるはずだから。そのうち完全に復活したJimmy Rosenbergなんかもメンバーに加わる時が来ればいいのに。