Jazz à la Villetteという、フランスのパリ19区で毎年8月末に行われるジャズフェスのポスターのセンスの良さにうっとりしていたら、このバンドを見つけた。Go Go Penguin(ゴーゴーペンギン)。名前のインパクトがあって記憶にひっかかっていたが、せっかくなので調べてみることにした。
2009年結成、英マンチェスター出身の20代の若手で構成されたピアノトリオで、E.S.T. (Esbjörn Svensson Trio)と比較されたり再来と言われることがおおいみたいだ。現在のメンバーは、クリス・アイリングワースChris Illingworth(p)、ニック・ブラッカNick Blacka(b)、そしてロブ・ターナーRob Turner(ds)。ジャズをベースにラフマニノフ、ドビュッシー、ジョン・ケージなどといったクラシック、現代音楽等を取り入れ生演奏するというスタイルが人気となり、ブルーノートレーベルに移籍。今年の4月上旬にはブルーノート東京でもライブをやったらしい。
なるほど。少なくとも昔からあるピアノトリオの音ではない。新しくてカッコイイ。
この音を聴いていると、NYで活躍するキーボード奏者、BIGYUKIを思い出す。こちらは、ジャズとヒップホップの融合ということでご活躍のようだが、5月15日には日本でもアルバム"Greek Fire"が発売されるとか。
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もうみんな耳が肥えすぎてしまって、予想外の新しい音を常に求めているのだろうか。