Harvest by Roy Ellamar ~ラスベガスのご飯は美味しい。その①


ベガスに来たのは20年ぶりくらいか。ストリップ通りの様子とかしか覚えていないのだが、空港に降り立った途端にスロットマシーンが立ち並んでいて驚く。みんな、そんなにギャンブルが好きなのかしら?

最近はアメリカをはじめ西洋のご飯はそこまで期待しないようにしている…のだが、この ホテルベラッジオ内のカジュアルダイニング、"Harvest by Roy Ellamar"は本当に美味しかった。飲み物に、レモングラスやイチゴが入ったリキュールのようなものをオーダー。その後、前菜としてトマトサラダやトリュフフライドポテト、フライドカラマリ、アボカドのツナの丼みたいなもの等をみんなでシェアした。机の上に置かれた、イタリアっぽいチーズスナックやハーブスティックもとってもおいしくて、バリバリ食べてしまう。


さてメインはロブスターにしたのだが、焼き加減がちょうどいい。レモンがふんだんに使えるのもよい。「大きくて無理」なんて思っていたはずなのに、ペロリと食べきってしまった。付け合わせとして選んだ、ホウレンソウとかウリ科の野菜炒め、それにコーンクリームなんかもすべて美味しい! ワゴンサービスで来るデザートも種類が豊富で目移りしてしまった。

…あれ、アメリカはダイエットにうってつけだと思っていたのに、まさかこんなに美味しいなんて! しばらくこんないい思いが続くことを願いたいところだ。

www.bellagio.com

姫島盆おどり(大分県)に行ってみたい!

大分県の姫島という瀬戸内海に面した小島には、鎌倉時代の念仏踊りに端を発した盆踊りの文化があるらしい。「国選択無形民俗文化財」にも指定されているこの姫島盆おどりの開催時期は8/14~15日。全国各地で盆踊が行われている時期だ。

港の近くには「盆坪」と呼ばれる盆踊り会場がいくつかあり、各地区につたわるユニークな伝統踊りがあるようだ。私がテレビでみたのは、子どもたちが中心になって踊る「キツネ踊り」だったが、その他にも男女ペアになって踊る「アヤ踊り」に「猿丸太夫(さるまんだゆう)」、フグの皮でできた太鼓を持った男性と女性がペアで踊るという「銭太鼓(ぜにだいこ)」など、たくさんの踊りがあるらしい。

盆踊りの割に、動きが激しいな…。
交通の便は決してよくないが、期間中は臨時フェリーが出るなど、観光客にはアクセスしやすい。いつか行ってみたいなぁと思ってまずはメモをしておこうと思う。

第二回目"Manouch' Muzik Festival"の動画がぼちぼち出てきた!

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フランスはスペイン国境に近い、ミディ=ピレネ地域圏のアリエージュ県では、今年も8月13日~15日までマヌーシュ・ミュジーク フェスティヴァルManouch' Muzik Festivalが行われたようだ。記念すべき第一回の様子は以下のポストからどうぞ。
asquita.hatenablog.jp

今年も去年と同様、フランス、ペルピニャン在住のSinti出自であるギタリスト・スティーブ・ラフォンSteeve Laffontのクアルテットを中心に、有名なミュージシャンたちが出演した。たとえば、映画「ニノの空」のサントラを手掛けたというフランス出身のフラメンコギタリスト、ベルナルド・サンドヴァルBernardo Sandovalにマヌーシュ・ジャズバンドのサマラバルーフSAMARABALOUF、有名マヌーシュ・ジャズギタリストとの共演歴多数のバイオリニスト、トマ・クレズマーThomas Kretzschmarにおなじみビレリ・ラグレーンBiréli Lagrèneまで。

ちなみに昨年の様子はこちらから。


これから、今年のライブの様子がアップされることを期待している。

ドイツ、ヒルデスハイムで開催された"Django Reinhardt Festival 2016"。

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今年は7月1日~2日の両日、北ドイツの都市、ヒルデスハイムHildesheimという都市にてDjango Reinhardt Festivalが行われていたようだ。なんでもヒルデスハイムはドイツで最古・最大のジプシーコミュニティがあるとかで、ドイツ在住のSintiミュージシャンの交流を目的にこのフェスティバルを開催する運びになったという。フェスがミュンヘヴィーゼMünchewieseというエリアには、大きなSintiのコミュニティがあったらしい。
今年の出演者は、ワワウ・アドラーWawau Adler、ヨルギ・ロフラーYorgui Loeffler、それに地元ヒルデスハイム出身のクッシ・ワイスKussi Weissも。チケット代15ユーロ、18歳以下は入場料無料という非常にお得なイベントだと思う。

こちらは、ドイツのギタリスト、リゴ・ウィンテルステインRigo Wintersteinが率いるRigo Winterstein Swingtettの演奏映像。

フランスのヨルギ・ロフラーはLe Chonoisとともに。

地元のクッシ・ワイスの演奏も。音楽に合わせて後ろで子供たちが踊っているのがほほえましい。ご家族だろうか。


イベント宣伝用の動画イラストがかわいいのでこちらも要チェックだ。

今年も豪華なFestival Jazz Manouche des Tuileries 2016 ダイジェスト映像

今年も6月25日~8月22日まで行われた、"La Fête Foraine des Tuileries 2016"。チュイルリー公園に移動遊園地が開催されるこの期間中に、ジプシー音楽に特化した無料ジャズライブがあり、毎年ブログで紹介してきた。
asquita.hatenablog.jp

今年は8月14日~15日に開催されたようで、さっそくその動画がアップされていた。あいにくオフィシャルサイトはダウンしているのできちんとした情報は得られないのだが、今年もストーケロ・ローゼンバーグStochelo Rosenbergとロッキー・グリセットRocky Gressetのデュオ、サンドロ&パキート・ロリエSandro et Paquito Lorier親子、ヨルギ・ロフラーYorgui Loefflerとル・シノワLe Chinois(Sébastien Kofmann)、チャボロ・シュミットTchavolo Schmitt、フェレ兄弟Boulou Ferré et Elios Ferré とロレーヌ生まれのギタリスト、クリストフ・アストルフィChristophe Astolfiのトリオ…これらが全部無料で観られるなんて、観客は幸せすぎる。
移動遊園地界のドン、マルセル・カンピオンMarcel Campionが途中でMCに入り、今までジプシーキングスの名曲、ボラーレで場を盛り上げたLos Amigosがジタンであり、ストーケロやロッキー・グリセットのマヌーシュとは異なる「旅の民les gens du voyage」であると説明している。さすがマルカンさん、マヌーシュ・ジャズの理解者として、これからもフランスのマヌーシュ・ジャズ界を支えていくんだろうな。

それにしてもこんな素晴らしいライブなのに、空席があることに驚く。

一度は行ってみたいこのライブ。でも行ける日までは、こうして毎年ダイジェスト映像を観て、その空気だけでも味わっておきたい。

タイ居酒屋いなかむら@小岩

行ってきました、いなかむら。実は御徒町にも店舗があってどっちにしようか迷ったのだが、小岩の方を選んでみた。小岩駅は遠いが、お店は本当に近い。小岩駅南口から歩いて1分くらいの素晴らしい立地だ。

お店は「居酒屋」という呼び方がぴったりのこじんまりした感じだった。でも何がすごいって22時くらいから、店内はタイ人だらけになってしまったことだ。
何かと追加注文したパクチーは、期待したほど大量には出てこなかったけれど、料理は確かに美味だった。これはまた来てみたいな。今度はお鍋のシーズンかな。

http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131204/13120179/tabelog.com

音楽職人Gustavo Figueiredoがブラジルジャズの魅力を引き出す ジャズトリオ。

ブラジル、ミナス・ジェライスといえば、私の中ではギタリストのトニーニョ・オルタToninho Hortaが思い浮かび、いい音楽のイメージが生まれる。ミナス出身のピアニストの作品だといわれれば、買うしかないでしょう。というわけで、試聴の上ディスクユニオンでGustavo Figueiredo Trioグスタヴォ・フィゲイレド・トリオを購入。サンバジャズっぽかったけど、曲はミルトン・ナシメントの"Canção do Sal"以外は全部オリジナルだという。乾いた録音の音も好き。

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リーダーのGustavo Figueiredoはマルチな才能を持つピアニストで、1981年ベロオリゾンチ生まれ。様々な楽器をやりつつも、1998年にはゴスペルのバックバンドに、そして、1999年からフリーランスのような形で音楽活動を始めたという。オリジナルの"Brasil Fest"という曲が素晴らしい。往年のサンバジャズトリオが演奏していてもおかしくないような曲だと思う。

こちらは、ミルトン・ナシメントのアレンジだ。お洒落に仕上がっている。

ドラムのマルシオバイーアMarcio Bahiaとベースのパブロ・ソウザPablo Souzこのトリオのメンバーで活動しだしたのは、2012年頃かららしい。2008年にはSavassi Jazz Festivalというフェスにてトニーニョ・オルタとの共演歴もあり。ミナスのミュージシャンとして認められるには、トニーニョと共演しておかないと…と勝手に考えていたので、安心。