ここでつけ麺食べておけば、飯田橋の「つじ田」シリーズがコンプリートできたのに!
asquita.hatenablog.jp
つけ麺がそこまで好きではないので、いつもどおり普通のラーメンを食べてしまった。お客さんはみんなつけ麺を食べていて、そこに乗っているすだちが美味しそうだったりして、ちょっと後悔してしまった。いや、もちろん美味しかったのだけれどもね。
ここでつけ麺食べておけば、飯田橋の「つじ田」シリーズがコンプリートできたのに!
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つけ麺がそこまで好きではないので、いつもどおり普通のラーメンを食べてしまった。お客さんはみんなつけ麺を食べていて、そこに乗っているすだちが美味しそうだったりして、ちょっと後悔してしまった。いや、もちろん美味しかったのだけれどもね。
先日フィリピンに行き、知人と話していたところ、冬に北海道に行くのが楽しみだといっていた。最近東南アジアの常夏の国々の人は、スキーリゾートを求めて北海道、とくにニセコあたりに行くのは知っていたので、フィリピンでもその流れがあるのかと思ったら、どうやら「Kita Kita」というロマンチックコメディ映画の舞台が、北海道だというのだ。知人も、サッポロビール工場だとか雪まつり、小樽等に行くのを楽しみにしているといっていた。
Kita Kitaは、英訳だと"I see you"という意味があるらしい。タガログ語っていうのはどういう文法構造なのかまったくわからないので、どこに私、あなた、観るとう要素が入っているのか、まったくわからないのだが。知人には、「Kitaって日本語では北、つまりNorthの意味だ」と伝えたら、驚いていた。
ちょっと感動ものの話でもあるみたいね。
www.masanorimatsuura.com
2018年、Franck Dubosc監督、フランス、Tout le monde debout
フランスの実業家ジョスランは、口八丁で、自分の利益のために平気で軽い嘘をつくような男だ。スポーツ用品メーカーの社長をしている。ある日、ひょんなことから実家の隣人ジュリーに車椅子に乗っている状態で会ってしまったことから、自分がハンディキャップがあるという嘘をつく。そのジュリーが紹介した姉、フロランスも実は車椅子使用者。ジョスランはフロランスに惹かれていく一方で、自分が実は健常者である、ということをいうタイミングを完全に逃してしまう。さて、ジョスランがとった行動は…。
監督であるフランク・ドュボスクFranck Duboscの初主演作品でもある。せっかくイケメンなのに、とにかく適当で緩い、ときに傲慢な男ジョスランが、フロランスに出逢ってどんどん変わっていく。Alexandra Lamy演じるフロランスは、障害の有無など関係なくやりたいことに突き進んでいく、それはそれは魅力的な女性だ。マラソンが趣味のジョスランが、はじめについた「自分は車椅子である」という嘘を隠すために行う様々な行為は、コメディだ。一方で、ジョスランが彼女に惚れていくにつれて、自分のついた嘘をはやく謝罪しようとするも、彼女を失うことが怖くてなかなか真実を告げられず悶々とするのが少し切ない。
世間が車椅子の人について思うあれこれを気にせず、自由に自分らしくフロランスが最高に魅力的に描かれていた。
車椅子の人が登場する映画といえば「最強のふたり」が最高だった。
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でも、「最強のふたり」に負けないくらい、こちらもかなり魅力的な映画だ。日本では松竹が配給するようで、どのような邦題がつくのか、楽しみにしている。(英語タイトルをカタカナで表現とかはいやだな…)
今度はパリの市議会選挙に出馬すると話すなど、昨今何かと話題の移動遊園地王マルセル・カンピオンMarcel Campionが毎年チュイルリー公園(Jardin des Tuileries) で主催する移動遊園地の祭典、La Fête Foraine des Tuileries。この移動遊園地が開催されている期間中、無料のマヌーシュ・ジャズライブ、Festival de jazz Manouche et gitans(呼び方は色々あります)が二日間にわたって行われるのだが、今年はなんとそのライブに6,000人もの観客が集まったという。
このライブ、今年はマルセル・カンピオンのギターで幕を開けた。実はNinine Garciaや、Noe Reinhardt、Angelo Debarre、ドイツのギタリストWawau Adler、Paquito & Sandro Lorier、(プログラムに名前はなかったが)Stochelo RosenbergにRocky Gresset、Tchavolo Schmittなんかも出演していて、今年もなかなか豪華なのだ。それなのに無料。あんなに美しい庭でこんなに素敵な音楽を無料で楽しめるんだから、6,000人も集まった、というニュースもあながち嘘ではないのかも。ライブの〆は、Marcel Campionの娘、Singrid Campionによる、俳優ジョニー・アリディJohnny Hallydayへの追悼歌でフィナーレを迎えた。へえ、ジョニー・アリディは移動遊園地と深い関係があったんだな…。シングリッドの声もなかなかいい。
もはやオフィシャルポスターもみあたらないなか、シングリッドのツイッターで、出演者の全容がわかる。
https://twitter.com/hashtag/singridcampion
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今年の6月にこんなアルバムが出ていた。彼が亡くなる1953年までの録音を集めたアルバム、"Le Dernier Django"だ。このアルバムを聴いていると、実はジャンゴの晩年というのは、ごりごりのモダンジャズだったんだということがよくわかる。ジャンゴ・ラインハルト=Quintette du Hot Club de France(ホットクラブ五重奏団)という印象は、このアルバムで完全に払しょくされるだろう。そもそも、共演者がサックス、ドラムス、ピアノ、トランペット…という時点で、こんなに曲の印象が変わるものなんだな。
マヌーシュ・ジャズを私が聴き始めた初期に出逢った曲、"Nuits de Saint-Germain"や大好きな"Anouman"も、晩年に作曲したものだという。また、やはり私の大好きな"Troublant boléro"は、管弦楽のアレンジのものと、ギター×トランペット(かサックス?)が収録されている。ギターのみでのアレンジしかきいたことがない私には、とくにこの管弦楽アレンジは新鮮に響いた。
10年以上前に、Symphonic Djangoという、 ビレリ・ラグレーンBireli Lagreneやクリスチャン・エスクーデChristian Escoudeが、ノルウェーのオーケストラと共演してジャンゴの音楽を演奏するプロジェクトがあった。あるいは、ビレリもビッグバンドWDR Big Band と共演してアルバムを出したりしていた。
オーケストラやビッグバンドとギターの共演はとても新鮮だと思っていたが、ジャンゴは自分でもその編成をすでに試していたんだな…。