心に響く音楽にキュンと来る! Catie Turnerの"21st Century Machine"

"American Idol"というアイドル発掘番組がある。2002年から2016年までFOXで放映していた番組で、wikiによれば、この間にこの番組の審査員として、ジェニファー・ロペス (Jennifer Lopez)やハリー・コニック・ジュニア (Harry Connick, Jr.)、ポーラ・アブドゥル (Paula Abdul)、エアロスミススティーブン・タイラー (Steven Tyler)、マライア・キャリー (Mariah Carey)といったそうそうたるメンバーが務めていたらしい。映画、ドリームガールズDreamgirlsでエフィ・ホワイトを演じて、主役のビヨンセばりにに存在感を出していたジェニファー・ハドソン(Jennifer Hudson)もこの番組でファイナリストに残ったが優勝はできなかったことを考えると、番組のレベルの高さは想像がつくだろう。

この人気番組が2018年にABCで放映されるようになったことを知った。審査員がケイティ・ペリーKaty Perry)と、なんだか久々にみかけたライオネル・リッチーLionel Richie ということで、目を奪われてなんとなく観ていたのだが、この女の子の声に耳がとまり、心臓をつかまれた。

粗削りだけれども心に響く。ピュアな心の叫びみたいな。なんだろう、この感じは。

彼女の名前は、ケイティ・ターナーCatie Turner。ペンシルバニア州の田舎町から出てきて、正直あまりあか抜けない見かけの18歳の高校生が、最終的にTOP 7に残ったのは、やはりこの心に響く歌声のせいなのだろうか。私が心をつかまれた名曲、"21st Century Machine"は、もう少しきれいなアレンジでレコーディングされ、今はiTunes等で購入できる状態だ。

Catieは、LAに暮らして、音楽活動を行っている模様。いつまでもきれいな心のままで、次のヒット作品を生み出してほしいものだ。
parade.com

「人生は夢だらけ」とクリエイティビティ

私は数年前に放映されていたかんぽ生命のCMが大好きだった。高畑充希ののびやかな歌声と、人生のあらゆるイベントをサポートする生命保険という商材、それにCM上で展開される人生のストーリーがうまく融合していた。CMに魅力を感じるなんて企業の思うつぼじゃないか、ってわかっていても、すごくいいCMだと思っていた。(申し訳ないことに、こんなに好きなCMだったのにかんぽ生命の購買行動には結びつかなかったわけだが)。
asquita.hatenablog.jp

今日、偶然、飲料メーカーのCMの存在を知った。同じ、椎名林檎の「人生は夢だらけ」が使われていて、松たか子杉咲花が踊っている。でもなぁ、かつてもかんぽ生命の高畑充希の印象が強すぎてしまい、どんなにダンサーたちがキュートで、あるいは振り付けが大好きなイデビアンクル―の井出茂太だったとしてもなんだか違和感を感じてします。高畑充希のバージョンがよっぽど好きだったんだろうな、自分は。

それにしても、なんですでに実績のあるこの曲を、3年も待たずしてまったく別の商材のCMに使ったんだろうか。かの有名なシリーズCMなんだから、もっと頭をひねってまったく別のアプローチをしてくれてもよかったのになぁ…と思ったりして。

頂上麺 筑紫樓 ふかひれ麺専門店@八重洲

前々から行きたかったふかひれ専門店へ。13時過ぎに店舗に行って、だいたい10名待ちくらいかな。それでも、13時半くらいになると、待たずに入れるようだった。

初心者なので、普通にふかひれ麺を味わう「頂上麺」にしようと思ったのだが、土鍋に入っていて量が多いと飽きるかも…と考えなおし、1,900円の頂上麺 セットをオーダーすることにした。これだと、ハーフサイズだけれどもご飯が付いてくるので、ご飯とふかひれスープ(餡?)の組み合わせも楽しめるし、えびマヨネーズもついてくるし、 お得な気がしたからだ。

果たして、予想どおり良かった。麺は300円追加すればフルで頼めるようだが、フルでなくても十分満足だった。おまけに、デザートの杏仁豆腐は、よくあるランチセットの一口サイズではない。どんぶりいっぱいくらいある、まともなサイズの杏仁豆腐だ。

セットメニューは、「蟹肉ふかひれ麺(塩)」というのもあるので、次回はそれも試してみたいな。

Korea 3 Days 2019 - 広蔵市場で買い食いしたかった…!

東大門で洋服をみるのに飽きたので、そのまま清渓川沿いをてくてく歩いて、広蔵市場(クァンジャンシジャン / 광장시장)に行った。すごく有名なところらしいが、私は今回初めて来た。地下鉄を使うなら、「鍾路5街」という駅から近いらしい。
www.konest.com


まず、おしゃれなフルーツジュースの屋台がずらりと並ぶ入り口付近に圧倒される。そこから奥へ進むとどんどんディープな食べ物の世界へ。うう、どれも美味しそう。タッカンマリがおなかに入っていなかったら、ここでつまみ食いをたくさんしたかった…。

カンジャンケジャンのお店がたくさん並んでいるエリアもあったな。

そこを過ぎると、今度は寝具の専門店が並んでいたり、さらに古着のお店が並んでいたり、かと思うとおしゃれなキャンバス地のオリジナルバッグを扱うお店などもあった。見ているだけでまったく飽きない市場だが、今度は空腹時に来なければ。じゃないと意味がない!

ライオン ~25年目のただいま~


2016年、豪・英・米合作、LION、ガース・デイヴィス監督

予告編をみて気になっていた映画を見つけた。映画の舞台はインドのkhandwa県にある地方都市から始まる。貧しい一家、父親は出ていき、母親は鉱山で石を運ぶ仕事で生計を立てている。ある日、当時5歳のサルは、あるエピソードから兄のグドゥとはぐれてしまう。うっかり眠ってしまった電車は気が付けば1,600キロも離れたコルカタへ。そこは、ベンガル語圏であり、サルの話すヒンドゥ語を話す人はいない。サルはいろいろな目にあいながらどうにか街で生き延びていく。

それから20年。サルはオーストラリアに里親に出され、善良な里親のおかげで立派に育ち、観光マネジメントを学ぶ大学生になっていた。ひょんなことから自分のルーツに違和感を持ち始めるサルは、友達の言葉を受けて、自分のルーツ探しを始めるのだった。

この話、実話に基づくというのだから、驚いた。まずはサルの運の良さ、危険を回避する本能の高さに感心する。そして、この感動の実話を生み出した背景にITの力がある、というのがまたすごい。サルの生家の人々は、まるで本当の地元の人を俳優としてしこんだのではないかと錯覚したくなる演技力なのだが、さらに、ニコール・キッドマンの見事な演技っぷりに驚いた。あまりにもオーラを消した演技に、最後まで彼女だということがわからなかったくらいだ。

サルが苦しんだ挙句、5歳の記憶をたどっていくところ、そのたどり方の映像表現、そして実際に家族にあいにいくところは感動した。この「ライオン」というタイトルには意味があるのだが、それが明かされるのは一番最後。ちょっとタイトルがあまり素敵じゃないのが残念だが、いい代替案が思い浮かばないので、仕方ないね。タイトルで感じる印象よりも何倍も素晴らしい映画だった。

Korea 3 Days 2019 - 空港ごはんをKorean Bistro Haneulchanで@金浦空港


ソウル駅の規模に圧倒されながらAirport Expressに乗った。金浦空港も仁川空港も方向的には同じなのだが、なまじスーツケースの人がおおく乗っている安心感からうっかり金浦空港で降りそびれるんじゃないかと気が気でなかった。この電車は、妊婦さん専用席がちょっと素敵なことになっている。

このかわいいぬいぐるみをよけるなり、膝に乗っけるなりしないと、この席には座れないことだろう。なんてナイスなアイデア

金浦空港エリアに到着すると、最近の私はいつも、空港の目の前にあるロッテマートで食料品を買い込んでからチェックインをするようにしている。そしてチェックインをしたら、ロッテモールに戻ってさくっとご飯を食べ、飛行機に飛び乗るのだ。

でも今回は空港で使える15,000KRWのクーポンを持っていたので、空港でご飯をしてみることにした。選んだのは、ゲートを通る前の食堂フロアにある、「Korean Bistro Haneulchan」というお店だ。街中や他の食堂で食べるよりはだいぶ高級なこのお店で、「スンドゥブチゲセット」をオーダー。これで16,500KRWだ。


すごくアツアツでもないが、美味しい。金浦空港では搭乗ゲート付近も含めてあまり良い食事体験がないので、値段が気にならなければ、おすすめだ。

おまけ。金浦空港から見える夕陽。夜便を使うことが多いので、いつもこれを眺めてしみじみ旅を回想するのだ。

Korea 3 Days 2019 - 3回目のチンハルメタッカンマリ@東大門。メニューを読み解く

鶏(タック)をまるまる一羽(ハンマリ)たらいで煮込むシンプルな料理、タッカンマリ。この料理が大好き過ぎて日本でも何度も試したが、同じ料理でもやたら値段が高かったり、いろいろ懲りすぎてもはや似て非なる料理になっていたりして、なかなか韓国での本場の味には出逢えない。そこで、今回もやってきました、タッカンマリ。
asquita.hatenablog.jp

前回、「別のお店に行こう」と誓ったのに、また同じところに来てしまった。でも、ここはやたら地元の人も来ているし、間違いないと思って。今回は朝の11時に行ったところ、はじめて並ばずに店に入ることができた。ただし、お店はすでにほぼ満員。相変わらずすごい。

まずは自分でキムチと水をゲット。タッカンマリの鍋は自動的に席に運ばれてくる。好物のジャガイモを追加した。

せっかく韓国語を勉強しているのだがら、今回は伝票を注意深くみてみた。この伝票は、このお店のメニュー代わりでもある。読めるけどまだ全部の意味がわからないので、帰宅してから読み解いてみることにした。


上から「닭한마리」、これがデフォルトでついてくる「鶏一羽」ですな。きっと、4人以上で鍋を囲む場合は、これも追加する必要があるのだと思う。

「국수」、これがうどん(ククス)だ。今回、初めて〆にこれを頼んだのだが、美味しかった。

「떡」、お餅(トック)ですな。今回はうどんを頼んだので、トックはなしにした。

「감자」、「カムジャ」と呼ぶこれは、ジャガイモのことだ。元々この鍋に入っているのだが、私はタッカンマリのジャガイモが好きすぎて、毎度追加注文している。今回、ジャガイモ嫌いな友達も、このジャガイモはたくさん食べてくれた。

「파」、これは「パ」、ネギのことだ。ああ、この鍋にはネギが合うんだろうな。次回はこれを追加してみようか。

「공기밥」、器(コンギ)に入ったごはん(パッ)ということらしい。

===食べ物はここまで===
それより下が飲み物コーナーだ。「소주」は焼酎、「맥주」がビール、「청하」は清酒を指すらしい。そして「음료」というのが飲料、要はノンアルコールの清涼飲料水のことだという。


次回来た時は、計画的に、スマートに注文しようと思う。今回も絶妙な味付けが最高においしくて、大満足の老舗タッカンマリ屋だった。