Djangostationとは、私が愛読している、ジャンゴ・ラインハルトそしてマヌーシュ・ジャズ情報のWebサイトだ。新譜レビューにライブ情報、雑誌掲載情報にミュージシャンアーカイブが一元化されており、好きな人にはたまらないWebサイトである。
このDjangostation、気が付けば"Soirée Djangostation"というイベントを定期開催しているようなのだ。場所はAux Petits Joueursというパリのライブハウスである。そう、バイオリンのDaniel John-Martinが定期開催している"Nuits Duvel du swing gitan"の会場でもある。
水曜日はDaniel John Martinのマヌーシュ・ジャズ・ライブ！ - 空間Annex
パリ発。ベルギービールDUVELを支えるマヌーシュ・ジャズ・ライブ"NUIT DUVEL DU SWING GITAN" - 空間Annex
さて、ジャンゴステーションもこの場所でライブを定期開催していることを知った。その目的は「異なる世代、あるいは異なるジャンルのミュージシャンが共演する機会をつくること、だそう。
今回、Djangostationが自分のチャンネルにアップしてくれたのが、4月3日に行われた、アドリアン・モワニャールAdrien Moignardとアントワーヌ・ボワイエールAntoine Boyerのデュオライブである。二人とも若手でマヌーシュ・ジャズに傾倒しているのだから、共演歴がないとしてもすでにイベントの目的と若干違うのではないか…？と思ったのだが、アドリアンは1985年生まれ、一方のアントワーヌは1996年生まれと、そこに11年もの年齢差があることに驚いた。なるほど、二人は異なる世代だといえそうだ。
バードランドの子守唄は、アドリアン・モワニャールが選んだのではないか、などと勝手に推測をしている。なぜなら、彼のアルバムにはジャズスタンダードのマヌーシュ・ジャズアレンジがうまく組み込まれているとの印象があるから。
バードランドの子守唄
Diminushing
なかなかいいコンビネーションだね。ちょっとだけライブの空気をみせてくれたジャンゴステーションに感謝。
