つい最近、5月1日にパリのジャズクラブ、ラ・タヴェルヌ・ドゥ・クリュニーLa Taverne De Clunyで行われたライブの様子を見つけた。Dimishingは好きな曲だ。演奏しているのはアドリアン・モワニャールAdrien Moignardのトリオということだったのだが、昨年出したアルバム"Clasico"のトリオとはメンバーが違う。だれが違うのかしら。
Adrien Moignard (g)/Mathieu Chatelain (g)/Jérémie Arranger (b)
ベースのジェレミー・アランジェJérémie Arrangerはそのまま…あ。ゴンザロ・ベルガラGonzalo Bergaraではなくてマチュー・シャトランMathieu Chatelainが代わりに入っているのか。
Adrien Moignardのことは、「巻き毛」ということで判断していたのだが、この動画では帽子をかぶっちゃっていて、どれがアドリアンでどれがマチューなのか、よくわからなかった。だから、どちらがメロディを奏でているかで判断すると…手前の帽子の人がアドリアンでしょう。あたり?
と、見かけを確認したついでに、djangostationのプロフィールでマチュー・シャトランについて調べてみた。
この人、アルザスエリアのジプシーの友人たちから、ジャンゴ・ラインハルトのことをきいて影響を受けたらしい。その後は、ベルギーやアメリカ、スペイン、アイルランド等で修行して、最終的にパリに居を構えて今に至るとか。この人の名前、よく見るなぁと思ってはいたが、Tchavolo Schmittチャボロ・シュミットやAngelo Debarreアンジェロ・ドゥバール、Rodolphe Raffalliロドルフ・ラッファリなどとの共演しているらしい。パトリック・ソソワPatrick SaussoisのAlma Sintiにも参加していたとは知らなかった。マチュー、リズムギター担当としてご活躍の様子だ。
この日のライブは、サックスのセドリック・リカールCédric Ricardも参加していたようだ。