好きだった"Muito"のアレンジを探す旅

Caetano Velosoの名曲、"Muito"が好きだ。もっとも、本人の歌は聴いたことがないのだけれども、誰か女性ボーカルが歌っている"Muito"をかつて愛聴していた。それがだれだったか思い出したくて、必死の捜索が始まる。

これは、カエターノ・ヴェローソCaetano Velosoとニナ・ベッケルNina Beckerの共演。カエターノのアルバムに収録されているのと同じスローでメロウな感じだ。ニナの声は大好きだけれども、私が好きなアレンジはこれではない。
Maira Britoのバージョン。Rosa Passosみたいなかわいい声の持ち主だが、これも、カエターノのアレンジに忠実だ。

Muitoって一般形容詞で、英語でいうveryなので、これだけで検索するとMuito XXXXXという動画が無数にヒットしてしまう。たとえば、ジョアン・ドナートJoao Donatoの名曲"Muito a Vontade"とかもひっかっかってしまう。一方、この曲の作者であるCaetanoの名前と一緒に検索すると、検索結果が絞られ過ぎる。ネット検索はあきらめて、iTunesで"Muito"を検索。すると"Muito"のアレンジは8曲に絞られ、私が好きだったのがアナ・カランAna Caramのバージョンだったことがわかった。

もしかしたら"Muito"の歌詞をよくみれば、スローテンポが合うのかもしれないけれど、私はアナ・カランのバージョンの方が夏っぽくて好きです。