チリのマヌーシュ・ジャズバンド"Nómade Jazz Gitano”

チリのマヌーシュ・ジャズ・バンド「ノマド・ジャズ・ヒターノNómade Jazz Gitano」の演奏動画を見つけた。有名なアーティストなのかと思ったけれども、とくに情報がない。さまざまな情報から総合するに、2012年1月にバイオリン、ギター、ベースのトリオで活動を開始したバンドであること。現在はこれにドラムとギターが加わった5人でチリを中心に演奏活動をしていること。そして、マヌーシュ・ジャズと、"Jazz Huachaca"(これまたよくわからないのだが、チリ出身のシンガソングライター、民謡研究家であり有名なギタリストでもあったロベルト・パーラ・サンドヴァルRoberto Parra Sandovalがつくったジャンルらしい。代表作は"Gracias a la Vida"という、チリに社会主義政権が誕生した時に作られた歌らしい)を中心に東欧のツィガーヌやクエーカ、タンゴ、ボレロなどを演奏しているらしい。ドラムの影響か、普通のマヌーシュ・ジャズよりも少ししゃれっ気を感じるのだが、レパートリーはジャンゴ・ラインハルトやその他マヌーシュ・ジャズ系のミュージシャンのものが多い気がする。
なんといってもポスターのセンスがとてもよい。
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CDのジャケットやワインのラベルのデザインが往々にしてその品質の高さを表すように、ビジュアルのいいポスターなんて出されてしまうと、素敵な作品を出してくれるのではないかとついつい期待してしまう。今CDも出そうとしているらしく、期待が高まります。