ノルマンディ地方の都市クタンスCoutancesで毎年行われるジャズ•フェスティバル"Jazz sous les pommiersジャズ・スー・レ・ポミエ"、直訳すれば「リンゴの木の下ジャズ」という感じか。有名ジャズミュージシャンはもちろん、無料ライブも多く開催されているという、この時期はまさにリンゴの花が咲く頃だそうで、さぞきれいな風景のなか、街の至るところでジャズが楽しめるのだろう。34回目となる今年は5月8日～16日に開催とのこと、ゴールデンウィークをうまく使えば、会社員には比較的行きやすいフェスなのではないか。
Jazz Sous les Pommiers
さて、マヌーシュ・ジャズファンにお勧めなのは、このライブだ。5月8日22時から行われる、ビレリ・Biréli lagrène、ディディエ・ロックウッドDidier Lockwood、それにフィオナ・モンベFiona Monbet、ダリル・ホールDarryl Hallの4人がマヌーシュジャズも演奏してくれる。ベーシスト以外のメンバーは以前にも共演歴があるようで、Jazz sous les pommiersのオフィシャルライブに、その様子がアップされていた。2013年の映像のようだ。
ため息…。2人のバイオリニストの気迫に圧倒されるとともに、表現力のバリエーションの豊かさに感心する。
フェスティバルの全貌を確認したい方はこちらの動画をどうぞ。
