「フランスの音のパイオニア」と自らを定義するスタジオ・セクスタンStudio Sextan。フランスはパリ近郊、マレコフに1978年に設立されて以来、フランスの様々なジャンルのアルバムがここで制作されているようだ。
そんな音に絶大なる自信を持つスタジオが、近所にあるクリエイターの高等専門学校EMCの生徒と協力して、「Pause」と題して著名なミュージシャンの演奏動画を公開している。ビレリ・ラグレーンBireli Lagreneも、このPauseのシリーズに登場している。
音の感じも映像もかっこいい。抑えられているけれども確実な演奏に癒されるので、ぜひ聞いてみて欲しい。
ちなみに、ビレリはアルバム「STORYTELLER」やDreyfus時代のアルバム数枚分のレコーディングをこのスタジオでやっており、これらのアルバムのほとんどのプロデューサーあるいはサウンドエンジニアとして、Vincent Maheyという人がクレジットされている。今回もこのヴィンセント氏が関わっていることから、もしかしたらヴィンセントさんのツテもあってこのようなプロジェクトへのビレリの参加が実現したのではないかと妄想している。フランスの音楽が好きな人は、ぜひこのサイトを見て、どのアルバムがこのスタジオで制作されたのかをチェックするのも楽しいかもしれない。