Torino Jazz Festival (TJF) 2013に出演したDorado Schmitt Familia Sextet


トリノ国際ジャズフェスティバルというのがイタリアのトリノにて毎年春に開催されているらしい。今年の開催は4月26日~5月1日までで、期間中にはコンサートだけでなく展示会やパフォーマンス、カンファレンスなど、さまざまな催しがあったらしい。“Turin meets France”という、フランスとのコラボイベントも多く実施されており、パリのシテ・ドゥ・ラ・ミュジークCité de la Musiqueでちょっと前までやっていたジャンゴ・ラインハルトDjango Reinhardt展などもこの期間中はトリノでやっていたとか。
そんなところでちょっとだけ、マヌーシュ・ジャズとのかかわりを見つけたところで、出演者にもマヌーシュ・ジャズ系の人を見つけた。Dorado Schmitt Familia Sextet、あの大物バイオリニスト(兼ギタリストでもある)、ドラド・シュミットDorado Schmitt が率いる、ファミリーバンドだ。サムソン・シュミットSamson SchmittにBronson, Sonny Amati Schmittと、ファミリーメンバーの参加多数、ベースのGino Romanと、アコースティックギター担当のFrancko Merhsteinだけが苗字が異なる。そういえば以前このシュミット一族は、ドラドがリーダーとしてWinterstein親子(Hono & Brady)とアルバムを出していたが、そのタイトルが"Family"だった。でもあの時はまだFamilia Sextetというグループ名じゃなかったよな…。

Family

Family

話がそれてしまったが、さっそくその一族のお手並み拝見といこう。

動画はおなかいっぱいになるくらいたくさんある。これでかなりライブの雰囲気が感じ取れるのではないか。ドラド・シュミットのオーラがすごい。出てくるとぱーっと場の雰囲気が華やかになるのは、赤い衣装のせいだけではあるまい。会場の盛り上がりも感じる。
ちなみに、この後行われたであろうジャムセッションでは、ドラドが「枯葉」を歌っています。